[管理番号:11056]
性別:女性
年齢:40
病名:乳癌
症状:
投稿日:2023年4月24日
いつも大変勉強になっています。
2021年に左乳がん(ⅢA)の診断術前抗癌剤、全摘術、ハーセプチン?・?パージェタ、放射線を受け現在はタモキシフェン、リュープリンの治療を受けています。
BRCA2であり
来月右側のリスク低減乳房切除術の予定です。
今後、リスク低減卵管卵巣摘出術を受けるのですが迷っている事があり、ご教授願います。
①ガイドラインでは40~45歳迄となっていますが、主治医より日本のデータは48歳前後で受けた人が多い。
閉経前だと、脂質異常症や心疾患リスクが上がるのもあり、RRSOを受ける時期は慎重にとお話。
来月受けるRRMの1ヶ月後には、
RRSOを受ける予定でしたので戸惑っています。
受診後、改めて調べると新潟大学の
【HBOC患者への予防的卵巣摘出術の推奨年齢、日本で初めて提唱】
の記事を見ました。
40歳未満では卵巣癌発症してない。
BRCA2陽性者では、RRSOを
40歳まで待つこと。
となっております。
RRSOを受ける年齢について、先生はどのように患者さんに説明されていますでしょうか。
②元々LDL-Cが高め(150前後)の家系です。
RRSOを受ける事により、更に高くなり心疾患、脳血管疾患なども心配なのですが、先生でしたらこのような患者にはどのようにご対応されますでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
RRSOを受ける年齢について、先生はどのように患者さんに説明されていますでしょうか。
⇒特にありません。(そもそも当院には婦人科はないので)
②元々LDL-Cが高め(150前後)の家系です。
RRSOを受ける事により、更に高くなり心疾患、脳血管疾患なども心配なのですが、先生でしたらこのような患者にはどのようにご対応されますでしょうか。
⇒考えすぎ。
日本人は欧米人とはことなり「そもそも心疾患などの頻度が圧倒的に低い」ので過剰な心配は無用です。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/15
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