Site Overlay

再発したら、タイプがハーツ陽性からトリプルネガティブに変わった

[管理番号:10988]
性別:女性
年齢:47
病名:乳がん 術前に胸骨転移一か所 その後左脇リンパ節再発
症状:胸骨一か所転移 左脇リンパ節再発 再発後サブタイプ変わりました。

投稿日:2023年3月17日

いつも、田澤先生のわかりやすいコラムやQ&Aを拝見させて頂いております。

私の治療について質問をさせていただきます。

どうぞ、宜しくお願い致します。

2020年12月 乳がん(左乳房)

初めの説明でタイプ等の詳しいことは聞いていませんのでわかりません。

ただ、今後の治療の流れを説明される時には、
術前抗がん剤をして、手術、その後5~10年ホルモン治療をしますと言われた。

2021年 1月 術前抗がん剤開始
ddac療法+ジーラスタ 4回投与

2021年3月
主治医より説明があり、
病理結果が出て、私の乳がんのサブタイプがハーツー陽性だったので、
パクリタキセルをする予定だったが、予定変更して、ドセタキセルとハーセプチンを4回行いますと言われ、投与開始
3月(中旬)日
NAC DTX+Tamb療法 1回
しかし、投与後に急激な震えと共に発熱し、急遽中止
2月頃から空咳が出ており、この投与後にさらにひどくなり、気管支鏡検査をしたところ、薬害による肺炎、間質性肺炎と診断。

ハーセプチン投与ができなくなる。

3月(中旬)日からは、
DTX(75mg/㎡)単独での投与 3回

2020年6月に術前PETの検査結果を聞きに行き、7月に予定通りに手術することになったが、次の日、主治医から電話があり、PETをよく見たら、胸骨に一か所転移ありと言われ、電話での説明だった為、会って話がしたいとこちらから願い、翌日話を聞きに行くことになった。

その説明時、初めは手術をしないと思っていたが、チームで話し合いをしたところ、胸の全摘手術は予定通り行い、手術後に飲む抗がん剤 タイケルブと、カペシタピンを服用するように言われた。

2020年7月に全摘手術を行い、その後、タイケルブとカペシタピンを服用開始した。

2021年1月に摘出した方の脇にしこりを感じた為、主治医に申し出たところ、服の中から手を入れての触診のみで、「これは骨よ、気にしすぎ」と言われた。
骨ならよかったと安心していたが、その後もそのしこりは少しづつ大きくなり、再度4月に主治医に言うと、そこで初めて、服を脱いでの触診。
その場で細胞を採り、その結果、がんの再発。
そしてそのサブタイプが、トリプルネガティブに変わっていると言われた。

遺伝子検査をしたが、陰性だったため、新薬は使えないと言われた。

治療法が変わり、Weeklyパクリタキセル+アバスチン投与とすることになった。
ポート埋設手術も特に詳しく説明ないまま、その方がいいからと言われ埋設手術した。

2022年6月より、パクリタキセル+アバスチン投与開始一度の投与で脇の再発していたところが元気がなくなった気がした。
くすりが効いていると思った。

2022年9月 経過観察の為CT(造影剤無し)撮ると、脇のリンパと、骨転移がCTの画像上見えなくなっていた。
しかし主治医はその説明もしてくれなくて、
副作用がかなり辛く、全指爪が浮き上がり、そこから悪臭のする液体が全爪から出ている状態。
精神的に追い込まれた状態でこれ以上薬を続けるのが苦しいと主治医に伝えたところ、
減薬することも認めたくないし、怒り気味で沢山説明されて、何を今後どうすればわからなくなり、別病院でセカンドオピニオンを受けた。

そこで初めて、CT画像上では、がんが全て消えていると説明されて現状がわかった。

そこで、その病院へ転院し、そこで治療をしていこうと決めた。

新しい主治医が詳しく知るためにも、一度PETを撮りましょうということでPETを撮ったところ、脇のリンパ節のがんは完全に消えているが、胸骨のがんが残っていたため、今現在までWeeklyパクリタキセル+アバスチン治療継続している。

ただし、前回副作用が酷く辛かったことを伝えると、隔週でパクリタキセル+アバスチン治療をすることにしてくれて、継続しているが、やはり治療が長くなってくると、また爪が浮き上がり悪臭する液体が出てくる、倦怠感など辛いので、他に方法が無いかと提案するも却下。

新しい主治医にも前の主治医にも言っていたのですが、骨のがんへ放射線治療をしたいと言っても、私の場合は対象外だからその選択肢は無いと言われます。

また、今の治療も終わりがなく、終わるときは薬が効かなくなったときだと言われました。

私は、初めのサブタイプから変わってトリプルネガティブで抗がん剤が効いた方だと思います。

放射線治療ができるなら、骨転移部分をなんとかできれば、よいのではないのかと思うのですが、その考えを何度伝えても、私は再発転移だから、術前のPCRのとは違う。

全身にがん細胞が回ったから胸骨転移もした。

それは、私もわかります。
しかし、トリプルネガティブで抗がん剤が効いたのです。
ほかのサブタイプではないのです。

一般的にトリプルネガティブで術前の抗がん剤でPCRになった場合、予後が良いとされており、また、5年再発が無ければ、その後も再発する可能性は低いと乳がんシンポジウムで話されていました。

治療期間が長く、簡潔にまとめたつもりですが、やはり長くなってしまいました。
すみません。
申し訳ありません。

■再発してがんのサブタイプが変異し、トリプルネガティブがんになり、抗がん剤が効いている。

トリプルネガティブ乳がんで抗がん剤が効いたのに、
主治医が言うように、再発転移がんは治らないのでしょうか?

■内臓転移は無い状態で、胸骨に放射線を当てる治療はできないのでしょうか?
もし、できるなら、トモセラピーの放射線を当てた方がよいでしょうか?

私は、治りたいんです!と主治医に伝えても返事が返ってきません。

私も、だめな時は諦めます。

しかし、今回トリプルネガティブで抗がん剤がこんなに効いたのなら可能性があるのではと思い、こちらへ質問させていただきました。

お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

■内臓転移は無い状態で、胸骨に放射線を当てる治療はできないのでしょうか?
もし、できるなら、トモセラピーの放射線を当てた方がよいでしょうか?

⇒当然、そう思います。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/3/29
***

質問者様から 【質問2】

放射線治療後の治療について
性別:女性
年齢:47
病名:乳がん
症状:胸骨に一か所転移
投稿日:2023年4月19日

[管理番号:10988]
以前、放射線治療について等質問させていただいたものです。

あれから、主治医が放射線治療をすると言ってくれ、
また、転院した今の病院にトモセラピーの装置があり、放射線治療を開始致しました。

それで、再度質問ですが、
放射線治療した後の治療で田澤先生は何がいいと思われますか?
教えていただきたいです。

宜しくお願い致します。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

それで、再度質問ですが、
放射線治療した後の治療で田澤先生は何がいいと思われますか?

⇒副作用を考慮して(私なら)

Eribulin 半年⇒PETでCRなら経過観察とします。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/4/27
***

Scroll Up