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浸潤性小葉癌について

[管理番号:10915]
性別:女性
年齢:40
病名:浸潤性小葉癌
症状:
投稿日:2023年2月13日

先日、右側の乳房部分切除手術をうけました。

病理検査結果は、
5ミリと2ミリの浸潤性小葉癌
リンパ節転移なし
グレード1
ホルモン陽性 
HER2陰性 ki 8%で、ステージ1 です。

浸潤性小葉癌の切除断面は陰性でしたが、切除した部分に
非浸潤小葉癌がパラパラあったと説明を受けました。

今回の切除で、非浸潤性小葉癌も取りきれているかもしれないから、
そのまま放射線治療をすすめていただきました。

ただ、非浸潤性小葉癌が残っている可能性があることと、小葉癌は
乳房再発率も高いようだったので、少しでも不安をなくしたいと、
私の希望で2回目の手術をしていただき、全摘しました。

このまま、放射線なしのホルモン治療になります。

今回大きさ的には5ミリと2ミリだったとはいえ、小葉癌で小葉癌はパラパラと散りやすいようなので、他の乳がんに比べて遠隔転移しやすいのではないかと心配がつきません。

私の場合、10年後の生存率と遠隔転移率はどのくらいでしょうか?

また対側の乳房について、ホルモン治療で半分ほど乳癌予防できるようですが、小葉癌は対側も乳癌になる可能性が高いとのことで、今回手術した右乳房より病理検査結果が悪くなったらと考えると、今のうちに自費で左乳房を全摘しておいた方が安全ではないかと、考えています。

ホルモン治療で、対側乳房はそのまま定期検査でも大丈夫でしょうか?

毎日不安で寝れず、先生のご教示をお願いしたくメールさせていただきました。

どうぞよろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

小葉癌で小葉癌はパラパラと散りやすいようなので、他の乳がんに比べて遠隔転移しやすいのではないか
⇒全く違います。(他の組織型と一緒です。)

私の場合、10年後の生存率と遠隔転移率はどのくらいでしょうか?
⇒5mmなのだから…

遠隔転移再発率は5%未満(ということは)生存率は95%以上ということです。
余計な心配をしないようにしましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/2/20
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