[管理番号:10725]
性別:女性
年齢:67歳
病名:乳がん
症状:乳がん、不安症状
投稿日:2022年11月9日
先日、乳がんの診断を受けました。
既に乳房部分切除術と放射線治療を終え、アロマターゼ阻害薬を内服中です。
治療はつつがなく進んでいるのですが、診断されて以来、心の面でいまいち立ち直れず困っています。
病理の結果から、再発の可能性は低いと言われていますが、いつも恐怖が付きまとい、なかなか寝付けない状態です。
数%の可能性がどうしても怖いのです。
先生が治療してこられた多くの患者さんの中には同じような方もいらっしゃったでしょうが、
そのような方たちに先生はどんな言葉をかけられましたか。
また、健康に自信が持てなくなったせいか、ネットで乳がんに限らず病気について調べ、自分と結び付けてしまいます。
特に、子宮体がんや卵巣がんは乳がんと関連があるとの記載が恐ろしくてたまりません。
先生が治療されてきた多くの方の中に、子宮体がんや卵巣がんの病歴があったり、乳がんの治療経過中に併発した方はいらっしゃいましたか。
やはり頻度は高いのでしょうか。
日本産婦人科学会のホームページの子宮体がんの項にも記載がありました。
エストロゲン(肥満や未産婦)がリスク要因として共通しているので、やはりエストロゲン受容体陽性乳がんの人に多いのでしょうか。
それとも併発はBRCA遺伝子欠損のような病的な遺伝子変異が理由で、私の乳がんがそうした遺伝子が原因のものでないなら心配ないのでしょうか。
それと遺伝性の乳がんについてですが、私にはたどれる範囲で10人の女性親族がいます。
(30代:1,60代:3,70代:2,80代:2,不明:2)※死去時の年齢を含む内、乳がんになったのは私(60代)と大おば(不明)で、他の者は乳がんだけでなく他のあらゆるがんについて少なくとも診断は受けておりません。
ただし、おば(80代)は乳房に嚢胞を指摘されています。
(経過観察中)
この場合、私は病的な遺伝子変異、遺伝性の乳がんを疑われますか。
保険適用で遺伝子の検査は可能ですか。
直接的に治療と関係ない内容で申し訳ありません。
少しでも不安を取り除くお力添えをいただければありがたいです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
ホルモン療法による「鬱」症状のようですね。
日常生活に支障があるのであれば、「当然」休薬すべきです。
ご参考に。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/17
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