[管理番号:10632]
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:
投稿日:2022年9月30日
初めて質問させて頂きます。
台湾在住のものです。
初めに自分でしこりを見つけ、乳腺外科で見てもらい、すぐにマンモをし、乳腺外科の担当医にその場でエコーしてもらったところ、外科生検しようという事になり、翌週に摘出。
その後乳がんの診断を受けました。
浸潤径13mm
ER:100%、PGR:80%、HER2:score 0
ki67:25%
病理結果により1箇所closest margin(1mm)があったため、センチネルリンパ生検時にマージンの追加手術も行いました。
その結果、
The specimen consists of wide excision from left breast measuring 5.5×4.3× 2.2cm, with a piece of skin, 3×0.7cm. There is previous biopsy site with fibrosis noted in the specimen, No gross tumor is seen.
Ductal carcinoma in situ component: none Lobular carcinoma in situ component: none
Microcalcification: present, in the area of benign breast tissue Adjacent structures: none Resection margins: free resection margins
Skin: free of tumor
Nipple pafet’s disease: not applicable
EIC(+):DCIS > 25% of the main tumor mass and extends into the surrounding brest parenchyma.
術中のセンチネルリンパ生検で転移なし。
病理結果で1つ微小転移(1mm)あり。
担当医から特に説明が無かったため、術後は気にしていなかったのですが、病理結果をよく見てみると、EIC(+)となっていました。
これは広範囲に乳管内進展があるという意味でしょうか。
術前にMRIで広がりの検査をしておらず、本当かどうかは定かではないのですが、台湾では術前にMRI検査は行わないということでした。
EICがプラスの場合は乳房内再発が高リスクという内容を見たのですが、術後の病理結果で断端陰性の場合はそれほど気にしなくて大丈夫なのでしょうか。
もしくは、腫瘍周りは断端陰性でも多発性であった場合は乳房内のどこかに癌が残っている可能性もあるのでしょうか。
このような広がりはエコーだけでは判断できませんか?
放射線治療が始まる前に、EIC陽性の場合はもしかして全摘した方が良いのではないかと心配になってきてしまったので、先生の見解をお聞かせいただけますと幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
Margin negativeであればEICは気にする必要ありません。
ご参考に
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/10/10
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