[管理番号:10370]
性別:女性
年齢:42
病名:非浸潤がん(乳管がん)ステージ0
症状:非浸潤がん(乳管がん)
投稿日:2022年6月17日
はじめまして。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
1年半の経過観察中に石灰化の増加がありマンモトーム生検の結果、非浸潤がんと診断され左乳房温存手術をしました。
手術後の病理検査で得られた結果は
手術で取った細胞にがんは無くマンモトーム生検で取り切れたと考えられるとのことでした。
大きさを聞くと12mm×8mmの広がりの中に癌細胞がいくつもあったと言われました。
□非浸潤がん(乳管がん)ステージ0
□ホルモン反応性あり
□グレード1
□HER2スコア 1+
□Ki-67 8%
よって、放射線治療はしてもしなくてもよい、ホルモン療法として5年間のタモキシフェンの内服を勧めるとのことでした。
[管理番号5383]の方と状況が似ているのではと思い主治医にホルモン療法をしたくない旨を伝えると「では放射線治療にしますか、どちらかは必須です」と言われました。
非浸潤がんの場合、全身療法となるホルモン療法は不要であるとこちらのサイトで勉強させていただきました。
私の場合必ず何らかの治療が必要なのでしょうか。
マンモやエコーでの検査だけでは不十分ということでしょうか。
母と伯母と曽祖母を膵臓癌で亡くしています。
遺伝子検査は受けていません。
経過観察中からこちらのサイトを拝見し前向きになることができました。
本当に感謝しております。
誠に恐縮でございますが田澤先生のお考えをお聞かせいただきたく存じます。
よろしくお願い申し上げます。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
非浸潤がんの場合、全身療法となるホルモン療法は不要であるとこちらのサイトで勉強させていただきました。
⇒その通り。不要です。
★もう一つ言わせてもらえば非浸潤癌なのにHER2検査をしたのは「適応外」です。
私の場合必ず何らかの治療が必要なのでしょうか。
⇒当然、無治療です。
ST-MMTで取りきれる程度の範囲の癌だったわけだから追加手術を行ったことで「十分すぎるマージン」と考えます。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/24
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