[管理番号:10355]
性別:女性
年齢:81歳
病名:混合型粘液癌
症状:
投稿日:2022年6月12日
混合型粘液癌を全摘、ルミナルA、ステージは1期
このような状態の場合、オンコタイプDX検査や術後の放射線治療は行わず、ホルモン療法のみ行うのが一般的だと思います。
しかしながら、
今後の再発リスクを少しでも低減するために、オンコタイプDX検査をお願いして再発リスクの数値がもし高い検査結果の場合は、放射線治療もリクエストしようかと思っております。
1 オンコタイプDX検査を、抗がん剤の適用の要否ではなく、放射線治療の要否判断に利用するのはアリでしょうか?
2 その場合、オンコタイプDXの再発リスク数値がいくつ以上の場合に放射線治療をすべきでしょうか?
3 ホルモン療法の他に、放射線治療をプラスアルファすることのメリットとデメリットでは、どちらが大きいでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
質問者は「完全に」勘違いしています。
放射線と抗がん剤は全く無関係!(放射線は局所療法であり、抗がん剤は全身療法)
OncotypeDXはあくまでも「抗がん剤による上乗せ効果をみるため」のものであり、放射線とは1000%無関係です。
★そもそも全摘での放射線治療の適応はリンパ節転移4個以上なので(1期である)
質問者には適応ありません。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/20
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