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乳がん局所再発の治療・手術について

[管理番号:10333]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2022年6月1日

乳がん局所再発の治療・手術について教えてください。

【経緯】
2017/7 右胸乳がん告知(トリプルネガティブ アポクリン癌。
ER0, PR0, Her2neu+, DISH 1.08, Ki67 15%)
2021/7 MRI、PET-CTでは転移はなしとの診断
2017/8 右胸乳房温存手術+リンパ節転移発覚(1/10個だけ)
2017/11- 放射線治療25回(予防的に抗がん剤治療を勧められたがやらず)

3ヶ月に1回、超音波エコーと血液検査
1年に1回、PET-CT(私がお願いした形)
(2020/11頃から時々乳頭より微小出血あり。
2021年はPET-CTはやらず。
移住前最後の2021/6マンモ・超音波エコーでは発覚せず)

2021/10 ドイツへ移住
2021/11 右胸局所再発(ER 0, PR 0, Her2neu 2, CISH negativ, Ki-67 30%)
2021/11 CT、骨シンチで転移はなしとの診断
2021/12-6/7 抗がん剤治療開始(EC療法4回(2週に1回)、TC療法12回(毎週)、途中血小
板減少により1ヶ月・1週間・2週間休薬あり)
2022/6/29 右胸乳房全摘出予定

【質問】
1. ドイツでは術前に検査を行わない方針のようですが、手術前に全体像を確認するためにMRIなどを受けた方がいいのでしょうか?
(1月末、3月下旬に超音波エコーで診てもらい腫瘍が縮小傾向であることは確認しています。
お願いして、6/13に超音波エコーはしてもらえることになっています)

2. 前回リンパ節転移が1個見つかりましたが、今回の手術でリンパ節郭清が行われる可能性はあるのでしょうか?
(これまで行っている超音波エコーでは転移は発見されていません)

3. 医師から抗がん剤治療でガンが残っていた場合には、何らかの薬を服用してもらう可能性があると言われました(詳しくはその必要が出た時にと言って教えてくれませんでした)。
想定されるのはどのようなものでしょうか?

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

1. ドイツでは術前に検査を行わない方針のようですが、手術前に全体像を確認するためにMRIなどを受けた方がいいのでしょうか?
(1月末、3月下旬に超音波エコーで診てもらい腫瘍が縮小傾向であることは確認しています。
お願いして、6/13に超音波エコーはしてもらえることになっています)

⇒不要!
 全摘するわけだから「乳腺内の拡がりをMRIで確認する」必要は全くありません。無意味

2. 前回リンパ節転移が1個見つかりましたが、今回の手術でリンパ節郭清が行われる可能性はあるのでしょうか?
(これまで行っている超音波エコーでは転移は発見されていません)

⇒ありません。

3. 医師から抗がん剤治療でガンが残っていた場合には、何らかの薬を服用してもらう可能性があると言われました(詳しくはその必要が出た時にと言って教えてくれませんでした)。
想定されるのはどのようなものでしょうか?

⇒capecitabineでしょう(日本では適応外ですが、ドイツでどうなのか?は不明です)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/18
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