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センチネルリンパ微小転移と断端陽性

[管理番号:10208]
性別:女性
年齢:56
病名:
症状:
投稿日:2022年4月11日

田澤先生に、質問が2つあります。

1つ目は、すでに閉経しているので、センチネルリンパに転移はあるが、抗がん剤は使用しなくて良いと言われたのですが、抗がん剤を使った方が、より良い結果につながるのかどうか。

2つ目は、1.5cmの癌は綺麗に取れたのですが、少し離れた乳首付近に2㎜の非浸潤癌があり、そこが断端陽性だったそうです。

主治医は、温存のままブースター照射を行った後にホルモン療法を行うと仰るのですが、私が全摘を希望するなら、それでも良いということで、迷っています。

温存できるなら、もちろんそれに越したことはないのですが、全摘することでリスクを減らせるものでしょうか?
⑤浸潤性乳管癌

⑥昨年11月の人間ドッグで要再検査となり、今年2月末に乳がん確定、3月末に右乳房温存手術を受けました。

生検の結果、1.5cmの浸潤癌(硬癌)で核グレード1、組織学的グレード1、センチネルリンパ6つのうち1つに2㎜の微小転移あり。

手術前はステージ1と言われていましたが、センチネルリンパに微小転移があったため、ステージ2aとなりました。
(T1N1M0)
ホルモンレセプターER100%、Pgr90%、HER2(-)、Ki67=10%
ルミナールAと言われています。

お忙しいところ、恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

大変失礼ながら…
「主治医の説明が悪い(的を射ていない)」のか?「質問者の理解がおよんでいない(大変、失礼)」のか?
あまりにも、ナンセンスの理解をしています。
今回の回答で、きちんと整理されることを期待します。

まず重要なことは治療は「局所治療」と「全身治療」に明確に分ける事。

1.局所治療
ここでいう局所とは「手術と放射線」です。

①センチネルリンパ節での微小転移
 ⇒追加郭清省略し、予後にも影響しない。
  ★抗がん剤が必要か?(という、全身治療とは)そもそも無関係
②断端陽性
 ⇒(このまま放射線では)温存乳房内再発のリスク因子となる。
  ★選択肢として、このままリスク因子を許容するなら(予定通り)「照射(Boost+も含む)」だし、リスク因子を避けたいなら「追加手術」を選択します。

2.全身治療
ここでいう全身治療とは「薬物療法(ホルモン療法や抗がん剤)」です。
質問者はKi67=10%なので(質問者自身が理解されているとおり)luminal A相当と判断して「抗がん剤しても、それによる上乗せはないだろう」と考えても何ら問題ありません。
★但し、現在はOncotypeDX無償提供プログラム期間なので、OncotypeDX無償提供プログラムを申し込んで(上記を)確認すると「より安心」です。

大事なことは…
局所因子(センチネルリンパ節微小転移や、断端陽性)は、全身治療(抗がん剤を選択すべきか?)とは無関係であることの理解です。
十分理解を深めましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/4/18
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