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センチネルリンパ節生検陽性時の治療方針

[管理番号:10170]
性別:女性
年齢:49
病名:乳癌
症状:質問文に記載
投稿日:2022年3月22日

はじめまして。

ご回答よろしくお願い致します。

2月中旬に右乳房全摘手術とセンチネルリンパ節生検を受けた1か月後の病理検査結果でリンパ転移が2個ありました。

主治医から示された今後の治療方針は、抗がん剤(FEC療法+ドセタキセルを3週間毎にそれぞれ4回)→放射線治療→ホルモン療法10年、腋窩リンパ節郭清はしないとの事でした。

リンパ転移2個までなら腋窩リンパ節郭清しなくても転移率は変わらない、腋窩リンパ節郭清する方がデメリットは大きいとの事でした。

??ルミナルA型なのですが、オンコタイプDXの検査を受けてから化学療法するか決めては治療が遅いでしょうか?

??先生ならば腋窩リンパ節郭清されますか?

ご意見お聞かせ頂ければ幸いです。

【病理検査結果】
右乳癌(ステージ2b) ルミナルA
しこりの大きさ 30×12㎜
リンパ節転移の数 2個(8㎜、2.5㎜)
核グレード 1
エストロゲン受容体 +
プロゲステロン受容体 +
HER2タンパク 陰性
Ki-67 4段階中2(数値は教えられてません)

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

その治療方針には私は「全く」賛成しません。
局所治療と全身治療は明確に分けなくてはいけません。

1.局所治療
 センチネルリンパ節生検で「肉眼的転移」があった場合には腋窩郭清を追加するのが最も安全(微小転移であれば省略します)

2.全身治療
 抗癌剤をすべきかどうか?(抗がん剤による「上乗せ効果」があるのかどうか?)は、当然ながら「リンパ節転移の有無とは無関係!」
 そのためのOncotypeDXです。
 ★現在 OncotypeDX無償提供プログラム中ですから、(抗がん剤をするかどうか?は)OncotypeDXをして判断しましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/3/30
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