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遺伝性乳がんの予防切除について

[管理番号:9989]
性別:女性
年齢:50
病名:右乳癌
症状:
投稿日:2022年1月8日

昨年7月に右乳房温存術と化学療法(TC療法)を終え、今月から放射線の予定でしたが、先日遺伝子検査を受け、BRCA2に変異のある遺伝性乳がんであることが分かりました。

オンコタイプDXでもハイスコア(再発スコア38、遠隔再発率26%)でしたし、それに加え遺伝性乳がんということで、再発率はかなり高いのではと不安です。

その為、両乳房の予防切除について迷っています。

また、BRCAの遺伝子に変異があると放射線の感受性が高いため、放射線治療で再発しやすいと乳癌学会の本で読みました。

その為、このまま放射線治療を始めて良いのかについても迷っております。

予防切除しない場合は受けた方が良いとは思うのですが‥。

予防切除する場合は手術までに待ち時間が数ヶ月かかり、放射線をしないまま術後から予防切除術までの期間がかなり空いてしまうことも心配です。

一旦は放射線治療をして、(インプラントでの再建は難しくなりますが)再び乳がんになった時に両乳房切除の方が良いのでしょうか。

予防切除について今結論を出さなければならないと思うのですが、自分ではなかなか答えが出せずにいます。

私のような場合のリスク低減のための両乳房予防切除ついて、先生のお考えをお聞かせいただけませんでしょうか。

併せて放射線治療についてもお願いいます。

【右乳房】

2021年7月 温存術
2021年9月~12月 ドセタキセル+エンドキサン(3週に1回 全4クー
ル)
2022年1月 放射線予定

腫瘍 1.3cm
ER 90%
PGR 60%
HER2 陰性
ki67 40%
核グレード3
組織学グレード2

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

皆さん(再発治療のための)BRACAnalysisとは異なり、「対側予防切除のための」BRACAnalysisを勘違いされているようです。

この場合には「変異陽性ならば、対側予防切除を行う」ことが保険適応の条件であり、「陽性と判明したのに(予防切除を)しなかった」としたら適応条件から逸脱することになります。

つまり私からの回答としては
⇒「陽性ならば対側予防切除を行う」という条件で検査を受けた以上、それを行うのは当然