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コロナワクチン接種後の腋窩リンパ節種大について

[管理番号:9975]
性別:女性
年齢:41
病名:
症状:
投稿日:2021年12月27日

コロナワクチン接種後に腋窩リンパ節が腫れる事があるというのはメディアからの情報や過去の質問からも認識しております。

そのリンパ節の形態についてご教授いただきたく、今回こちらに訪れました。

私は病院で検査技師をしておりエコー検査も担当しておりますが、乳腺領域は経験がありません。

甲状腺や頸部のエコーは行っており、時々リンパ節は目にする機会があります。

先日3回目のコロナワクチンを接種した翌日、今までにない脇の痛みがありました。

腋窩リンパ節種大は3回目接種後に増加するとの報告があると聞いていたので、きっとそのせいだろうと思い、消炎鎮痛剤を服用して安静にして過ごしていました。

出勤日になり、その日はエコー担当だったので、興味本位で自分でエコーで見てみました。

すると私が想像していたようなリンパ節ではなく、形状は類円形、内部はリンパ門と思われるような高エコー像もなくほぼ均一な低エコーに描出されました。

反応性腫大というと、楕円形で内部に高エコー像があり、血流の増加があったとしてもリンパ門に沿ってのみだと思っておりました。

場所は腋窩と腕の付け根に数個です。

そこで先生にお聞きしたいのですが、ワクチンによる反応性腫大のリンパ節だとしても、そのような形態になるのでしょうか?
類円形のリンパ門の消失した低エコー腫瘤として見えると、どうしても悪性ではないのかと思ってしまいます。

お恥ずかしい話ですが、乳腺の検診は今まで一度も受けたことがないため、乳腺に腫瘍の有無はわかりません。

触った感じシコリなどはなさそうで、自覚症状もありません。

今回、ワクチン接種後の脇の痛みのみです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

間違いなく、「コロナ後の反応性腫大」です!
ご安心を!