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不定期ながら生理が戻り、今後の治療

[管理番号:9971]
性別:女性
年齢:47
病名:乳癌、硬癌
症状:
投稿日:2021年12月24日

2018年5月に乳癌告知されました。
 硬癌、
2018年6月(上旬)日温存手術、
腫瘍、1センチ、ステージ1、ルミナールA、
センチネル、0/3、pT1cN0、
ER、PR共に陽性、Her2陰性、Ki67、7%

タモキシフェン20mg、2018年6月(中旬)日より服用開始、
リュープリン、    2018年6月(中旬)日~2020年5月(上旬)日、
最終生理、2018年7月1日~5日、
生理再開、2021年1月27日~31、
以後、  2021年3月31日~4月4日、
     2021年5月13日~17日、
     2021年8月17日~21日、
     2021年10月1日~5日、
     2021年11月24日~28日、

放射線、2018年7月(上旬)日~8月(上旬)日、25回終了。

生理再開して、リュープリンも再開するのか、主治医も悩んでいるようですが、年齢も47歳ですし、田澤先生ならどうされますか?

タモキシフェンも主治医は、7年服用と言っていますが、5年でも大丈夫でしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

私から見ると…
全く迷うような案件には見えませんが…(40歳代でLH-RHagonistを辞めれば「月経再開」は当たり前だし、それは当然「想定内」だからです)

「生理再開して、リュープリンも再開するのか、主治医も悩んでいるようですが、年齢も47歳ですし、田澤先生ならどうされますか?」
⇒無論、不要です。
 (正直)LH-RHagonistを(予定通り5年投与した時点で)月経再開するのは「当たり前」だし、それでいいのです。
 ★あくまでも月経再開した場合に問題となるのは「術後抗がん剤をして化学療法閉経になったのに再開した場合」だけです。
  その場合には、(再開させると)予後に悪影響がでることが解っているので、(閉経が継続するように)LH-RHagonistの再開は既定路線となります。

「タモキシフェンも主治医は、7年服用と言っていますが、5年でも大丈夫でしょうか?」
⇒十分早期だから(私だったら)そもそも5年で終了とお話しします。(患者さん側から「不安だから継続したい」と言われれば、無論継続しますが…)

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

リュープリン治療期間について
性別:女性
年齢:47
病名:乳癌、硬癌
症状:
投稿日:2022年1月11日

前回の回答で、田澤先生から十分早期とのお言葉があり、前向きに治療して行く気持ちが倍増しました!

44歳で乳癌告知され、リュープリン治療を2年間、8回行いましたが、前回の回答にリュープリン5年が通常治療とあり、違いがしりたいです。

しこりに気付き乳腺外科を受診し、細胞診で良性と出て経過観察と言われましたが、私の性格上、気になる存在をそのままにしておく事は嫌で、取りたいです!と取り除いた病理結果が悪性でした。

天国から地獄という感じですが、私の判断は正しかった!と思えるし、乳癌プラザの存在を知って経過観察中の方は、田澤先生もいつも仰っていますが、経過観察などせず確定診断をするべきです!

癌ではありましたが、ステージ1のルミナールAという事で、ラッキーだったと今では思っています!

告知された時はこの乳癌プラザの存在を知らず、ネガティブな気持ちでいた私ですが、信頼できるサイトに出会えて私なりに勉強させてもらってます!

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「44歳で乳癌告知され、リュープリン治療を2年間、8回行いましたが、前回の回答にリュープリン5年が通常治療とあり、違いがしりたい」
⇒シンプルに…

 5年が標準だからです。(「昔」は2年が常識と言われていていましたが、「現在」は2年で辞める理由がないのです)