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トリプルネガティブ術後治療について

[管理番号:9916]
性別:女性
年齢:61歳
病名:右浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2021年12月1日

61歳 女 右浸潤性乳管がん 大きさ1.3×0.8cm 浸潤径1.3×0.8cm
リンパ管侵襲+Ly1 血管侵襲+V1 ER- PgR- HER2 1+ Ki67 80%
ステージⅠ センチネルリンパ節生検-(0/2) リプルネガティブ
 今年の3月に検診先の病院で乳がんが見つかり、5月(中旬)日に右乳房部分切除を行いました。
術後の治療として、抗がん剤+放射線治療を行うことになり、6月(下旬)日からDDEC療法4クール
(抗がん剤翌日にジーラスタ投与)を行い、8月(中旬)日に(4回目)終了しました。
その後、DDパクリタキセルを予定されていたのですが、骨髄抑制が回復せず(数値は投与前6/24 赤血球373 ヘモグロビン11.9 ヘマトクリット35.4 以降7/(中旬) 307/10.0//29.2 7/(下旬) 283/9.0/26.7 8/(中旬)
273/9.0/26.7
10/(下旬) 305/10.5/30.6)主治医から中止すると言われ、現在放射線治療を受けています。
(11月(上旬)日から12月(上旬)日まで25回)。
この後、ゼローダを6ヶ月から8ヶ月服用するとの治療方針が示されています。

 そこで質問なのですが
①骨髄抑制のため、DDパクリタキセルが中止となったのですが、上記の数値から仕方のないのないことだったのでしょうか。

②放射線終了後にパクリタキセルを投与してもらうという選択肢はあるのでしょうか。
また、仮に投与した場合としなかった場合に、予後にどれだけの違いがあるものでしょうか。
(主治医は、DDEC療法からこれだけの期間があいており効果は不明、また放射線後の抗がん剤投与は今までやったことがないと話しています。)

③ゼローダは、術前抗がん剤をしていない私にとっても保険適用になりますか。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

Capecitabineは術前抗がん剤をしていても、していなくても「再発していないのに」使用することは適応外診療です。

QAでは適応外診療をしている方には(大変申し訳ありませんが)回答はできないので、一度主治医に「添付文章を理解したうえで」説明を求めることをお勧めします。