[管理番号:9899]
性別:女性
年齢:49歳
病名:浸潤性乳癌
症状:
投稿日:2021年11月22日
病理検査結果が出たのですが、私のような場合どのような治療が1番良いのでしょうか ?
49歳
閉経前
左乳房温存手術
浸潤性乳管癌
浸潤部0.6mm
リンパ節転移なし
エストロゲンレセプターあり
プロゲステロンセプターあり
ハーセプテスト3+
Ki67 4%
リンパ管浸撃あり
血管浸撃なし
切除断端陰性
提案された治療方が
①抗がん剤、分子標的治療、ホルモン剤
②分子標的治療、ホルモン剤
ハーセプチン単独はやらない方が良いと度々拝見しますが、私のような腫瘍が小さく、増殖スピードが遅くても抗がん剤治療とセットの方が良いのでしょうか?
ご意見お聞き出来ればと思います。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
微小浸潤癌(浸潤径1mm以下)は当然(全身療法=薬物療法は)無治療です。(温存手術だから術後照射は無論行いますが)
ご参考に。
質問者様から 【質問2 】
ハーセプチン単独について
性別:女性
年齢:49
病名:
症状:
投稿日:2021年11月27日
再質問をする場合は、1週間以上あけてからお願いします。
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お忙しい中ご回答ありがとうございました。
急いで書き込みしていたので、0.6cmを0.6mmと書いてしまいました。
申し訳ありません。
正確には0.6cmです。
同じ質問を何度もすみませんが、ご回答いだけますでしょうか。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
6mmだと化学療法の適応があります。
無論trasutuzumab単剤は無意味なので以下の2択となります。
1.抗HER2療法をやる場合(5mm以上だと適応があるため)
TC+trasutuzumab x4 ⇒ trasutuzumabx14
2.抗HER2療法をやらない(浸潤径6mm~10mmでは、この選択肢もあります)
〇 1を選択するか?2を選択するか?は「あなた次第」です。
ご参考に。
質問者様から 【質問3 】
ハーセプチン単独について
性別:女性
年齢:49
病名:
症状:
投稿日:2021年12月5日
先日は間をあけずに、続けて再質問して申し訳ありませんでした。
現在 放射線治療は始まったのですが、この後 化学療法をやるかやらないか、まだ迷っています。
6mmですがki67も4%なので、抗がん剤はあまり意味がないとも
言われたのですが、私の病理検査結果ではやっても意味はないのでしょうか?リンパ菅浸撃ありなので、その辺も心配なのですが。
担当医には年齢的にもやっておいても良いんじゃないか、、とも言われました。
確実に予後が良くなるのであればやる決断をしたいのですが、意味がないのに辛い治療はやりたくないと考えてしまっています。
もう1つ、抗HER2療法をやらない選択をした場合、今 放射線治療中なのですが、この後はホルモン剤だけで大丈夫なのでしょうか?
リンパ菅浸撃もあり、HER2陽性なので再発 転移が凄く心配です。
もし抗HER2療法をやらない場合、再発や転移の確率はどのくらいでしょうか?
何度も申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは田澤です。
前回の回答のコピペ
1.抗HER2療法をやる場合(5mm以上だと適応があるため)
TC+trasutuzumab x4 ⇒ trasutuzumabx14
2.抗HER2療法をやらない(浸潤径6mm~10mmでは、この選択肢もあります)
〇 1を選択するか?2を選択するか?は「あなた次第」です。
ご参考に。
★前回の回答通りです。
どちらを選択すべきか?にエビデンスは無いのです。
だから、決めるのは「あなた次第」なのです。
こちら(医療者側)が決めることではありません。