Site Overlay

非浸潤癌と浸潤癌は何が違うのでしょうか?

[管理番号:9862]
性別:女性
年齢:46
病名:
症状:
投稿日:2021年11月5日

わたしの娘です。
46歳で左側、非浸潤癌、5月に全摘しました。
術後は無治療で1年後に検診、となりました。
皆さんが書いていらっしゃ病理のデータは、主治医から伺っていません。
手術が終わり少し気持ちが落ち着き、こちらの乳癌プラザを読んで、やっと乳癌についての勉強を始めたところです。

質問ですが、浸潤と非浸潤の決定的な違いは何でしょうか?
娘の場合は自分で「桃の棚」くらいの大きさのしこりに気づき、検査のを受けた次第です。
術前エコーでは2cm、MRIでは4cm、術後の検査では6cmの広がりがあった、と言われました。
そんなに広がっていたのに、なぜ浸潤しなかったのでしょうか?非浸潤癌はしこりを形成しない、ともネット情報にありましたので、不思議に思っています。
本当に1年後の検診で良いのでしょうか?また、対側の乳癌の発症のリスクが2倍~4倍と、これもネット情報ですが、新たな発症を恐れています。
予防法、あるいは早期発見法のコツがあるでしょうか?

データが無い状況で誠に申し訳けございませんが、田澤先生のご助言が頂ければ大変ありがたく、どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

非浸潤癌は乳管の中に癌細胞がとどまっている(つまり血管やリンパ管に入り「リンパ節転移や血行性転移(遠隔転移)」を起こしていない)状態です。
つまり乳腺を全摘すれば根治となるのです。
おめでとうございます。