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非浸潤乳管癌治療方法

[管理番号:9848]
性別:女性
年齢:40歳
病名:非浸潤乳管癌
症状:石灰化のみ
投稿日:2021年10月28日

しこり等はなく、石灰化から生検検査を受け、非浸潤乳管癌の診断を受けたのですが、MRIでの癌の範囲が3.5センチぐらいで詳しい説明はなく、全摘と一言言われました!
説明をもう少しして欲しかったです!このサイズですと、やはり全摘しか選択肢はないのでしょうか?
また、温存出来た場合、再発の可能性はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします!

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

3.5cm程度であれば温存できそうにも思いますが…
温存に伴う整容性が可能なのか?は「もともとの乳腺全体のvolumeに占める切除乳腺の範囲」となるため、診察しないことには「はっきりした回答は困難」なのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

非浸潤乳管癌治療方法
性別:女性
年齢:40歳
病名:非浸潤乳管癌
症状:石灰化のみ
投稿日:2021年11月7日

先日は、期間が空いていない時に質問してしまい申し訳ありませんでした。

しこりはなく、石灰化からマンモストーム生検、MRI撮影後、非浸潤乳管癌との診断で詳しい説明なく全摘と言われました。

MRIで癌の範囲3.5センチ程でしたら、全摘の方法しかないのでしょうか?
マンモグラフィ(石灰化範囲2cm)マンモストーム生検(6個採取のうち2個癌がある)、MRI画像を携帯で撮影したものがあります。

それを、先生に拝見していただいて、ご意見をお伺いするとこは可能でしょうか?

また、全的でのメリット、デメリット、温存できた場合のメリット、デメリット、再発の確率などもご意見をお伺いしたいです。

また、全摘の場合、乳頭、乳輪を残しても大丈夫でしょうか?
傷が目立たない様にするには、どのあたりが良いのでしょうか?

説明をされていないので、不安な毎日を過ごしております。

お忙しい中、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

この場はセカンドオピニオンではないので画像を送ってもらうことはできません。

単純に…
非浸潤癌であれば全摘で根治となります。(但し乳頭乳輪温存の場合には、完全な全摘とはなりません)

部分切除の場合には遠隔転移の確率はゼロとなりますが、乳房内再発のリスクは(術後照射をしても)10年で5%程度となります。
ご参考に。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

非浸潤乳管癌
性別:女性
年齢:40歳
病名:非浸潤乳管がん
症状:石灰化のみ
投稿日:2021年11月15日

非浸潤乳管癌で乳頭温存乳腺全摘術か全摘するかで悩んでおります。

局所再発のリスクを考えますと、全摘した方が良いのでしょうか?
全摘する場合、傷はどのあたりになりますでしょうか?
よろしくお願いいたします!

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

全摘すると傷は中央に横に入ります。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

非浸潤乳管癌
性別:女性
年齢:40歳
病名:非浸潤乳管がん
症状:石灰化のみ
投稿日:2021年11月25日

非浸潤乳管癌で乳頭温存乳腺全摘術か全摘するかで悩んでおります。

局所再発のリスクを考えますと、全摘した方が良いのでしょうか?
全摘する場合、傷はどのあたりになりますでしょうか?
よろしくお願いいたします!

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは田澤です。

「局所再発のリスクを考えますと、全摘した方が良いのでしょうか?」
⇒全摘すると局所再発はゼロであり、部分切除すると(放射線照射で確率的には1/3となりますが)5%程度の乳房内再発の可能性がでてきます。

 上記を理解したうえで選択しましょう。

「全摘する場合、傷はどのあたりになりますでしょうか?」
⇒真ん中の「横に近いライン」となります。