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非浸潤性乳管癌。病理の結果、大きかったので不安。

[管理番号:9790]
性別:女性
年齢:53
病名:非浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2021年10月11日

はじめまして。
非浸潤性乳がんが病理の結果、主治医が思っていたよりも大きかったそうで、とても心配しています。

全摘した方が良かったのか・・・と、不安に思っています。
状況は次のような感じです。

<手術と、術後の病理について>
・手術前は「1.5cm」と説明を受け、医師の判断で温存手術。

・しかし術後の組織診断で「49mm×39mm×16mm」ということが分かる。

・胸筋側、断端陽性。

(主治医は「胸筋側は、これ以上取れないところまで取った」とのこと)
・壊死(+)面疱型(主治医に質問しましたが、特に回答はありませんでした)
・核異型グレード2

<今後の治療方針>
・放射線治療25回+ブースト照射5回 60グレイ
・ホルモン治療(10年間)

現在、放射線治療を始めています。

でも「胸筋側 断端陽性」や「面疱壊死 陽性」が気になって、局所再発をとても心配しています。

放射線治療が始まる前に主治医に「全摘した方が良いか?」と質問してみましたが、「組織検査の結果には、癌細胞が(体側に)残っているとは一言も書いていない。
せっかく手術がうまくいっているのに、それを台無しにすることはない」とのことでした。

①非浸潤性がんの広がりの大きさから、これは全摘すべきだったのでしょうか?(1.5cmのつもりで行った手術だったので、考えていたよりも大きくて、ショックを受けています)

②「胸筋側 断端陽性」と「面疱型壊死 陽性」は、再発リスクが高まるものなのでしょうか?(やはり全摘した方が良いのでしょうか?)

③非浸潤性乳がんが再発した場合は、浸潤性になることが多いのでしょうか?

いろいろ調べると、不安で仕方ありません。
ぜひ教えていただけましたら幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

非浸潤癌は「乳管内に留まっている」ので、胸筋側断端陽性は気にする必要はありません。(乳腺に切り込まない限り残存はありえない)
Boost照射も(私なら)しません。
ご参考に。