［管理番号:9722］
性別:女性
年齢:40歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年9月14日

こんにちは。

乳がんと診断され標準治療の放射線を除くすべての治療を行いました。

（ホルモン治療継続中）
ちょっと気になったので教えてください。

私は１年に１回の健康診断でマンモグラフィだけ受けていました。

（職場ではエコーが付いていなかったので自分でオプションでつけていればと後悔するばかりです）
5年くらい良性の石灰化で問題なしでしたが、昨年は鑑別必要な石灰化となり、精密検査後の告知でした。

画像を見て詳しく説明されていないので個人的な見解ですが、石灰化が集簇していたように見えました。

場所は乳頭直下だったのでしこりも自分では感じていませんでした。

（健診の触診では問題なしの結果だった。）
術後の病理結果は浸潤が3cm超え、センチネルリンパ転移もありでした。
（ステージ2ｂ）
ちなみにタイプはルミナールHer2タイプです。

癌でも早期でステージ１以下だと思っていたので大変ショックでした。

私のように石灰化で見つかるのはステージ１以下とネットで見たのですが、どうしてこんなに進行していたと思われますか？
素人考えではホルモンで増えるルミナールの癌は前々からあったが、急に（1年以内？）Her2たんぱくで増える癌がそこに加わり一気に進行したのではと思います。

やはりエコーでも見ていればもっと早く見つかりステージ１以下だったのかもと今さら考えてもしょうがないことを考えます。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「私のように石灰化で見つかるのはステージ１以下とネットで見たのですが、どうしてこんなに進行していたと思われますか？」
⇒「5年くらい良性の石灰化で問題なしでしたが、昨年は鑑別必要な石灰化」
　この「良性」と判断していた石灰化と「鑑別必要」と判断（結局癌だった）した石灰化が同一のものだったのか？が不明なのでコメント困難ですが…

１．同一なら、「石灰化の読影が甘かった（もっと早めに「要精査」にしてＳＴ－ＭＭＴすべきだった）
２．同一ではない。つまり（良性とされていた石灰化とは無関係で）この1年で新たに出現したのだとしたら、エコーしていれば「腫瘤非形成性病変として石灰化を起こす前に要精査となった」可能性はありそうです。

いずれにしても「過ぎたこと」なので追及しても仕方がないこと。
前向きに行きましょう。