[管理番号:9681]
性別:女性
年齢:42
病名:DCIS 非浸潤性乳管ガン
症状:
投稿日:2021年8月31日
こんにちは。
アメリカで治療を受けているのですが、先生のアドバイスをいただければ嬉しいです。
42歳女性です。
右胸について非浸潤性乳管ガンと診断を受け、今月中旬に温存手術を受けましたが、検査の結果、再手術になりました。
術前検査
DCIS 2x 0.5 x 1.8 cm
ER 90%
Grade 1
8時の方向
術後
DCIS At least 42mm
ER 90%
Grade 2
Positive Margin :Posterior Focal,Superior Focal Distance from other Margins:
Anterior 1mm
Inferior 2mm
Medial 5mm
Lateral 1mm
外科の先生の話では、
Anterior :筋肉ぎりぎりまですでに取っているので、これ以上取れない
Lateral :ここを追加を切除する、
1.グレード2なので、再手術したほうがいいと言われましたが、先生でも再手術しますか?
2. 筋肉側にまで乳管は伸びているのですか?端はどこまであるものなのでしょうか?
3.放射線とホルモン治療も必要でしょうか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「1.グレード2なので、再手術したほうがいいと言われましたが、先生でも再手術しますか?」
⇒グレードは無関係ですが…
1mmであれば、それでいいでしょう。
「2. 筋肉側にまで乳管は伸びているのですか?」
⇒伸びていません。
「端はどこまであるものなのでしょうか?」
⇒乳腺内
3.放射線とホルモン治療も必要でしょうか?」
⇒温存手術なのだから放射線(温存乳房照射)は必須
非浸潤癌だから薬物療法は不要
質問者様から 【質問2 】
ホルモン療法
性別:女性
年齢:42
病名:
症状:
投稿日:2022年1月26日
こんにちは。
先日はご回答いただきありがとうございました。
あれから、2回目の部分切除を受け、取りきれたということで、放射線治療をいたしました。
放射線治療後、腫瘍科の先生に会ったところ、ホルモン療法を強くすすめられました。
DCISならホルモン療法は不要と聞いたといったところ、全摘でなく部分切除でホルモン療法をやらないのはありえない、
アメリカでは部分切除後、放射線治療とホルモン療法が標準治療だと言われました。
もし、ホルモン療法を受けないなら3か月に1度、マンモを受けないといけないとまで言われました。
(あり得ないとは思いましたが)
タモキシフェン5mgなら副作用も少ないし、効果はあると言われ、承諾してきてしまいました。
家に帰ってきてから色々調べてみたもののタモキシフェン5mgにした場合の副作用や効果については
見つけることができませんでした。
日本では一般的はないのかもしれませんが、タモキシフェン5mgの場合でも効果はあるのでしょうか?
効果は副作用を上回りますか?とりあえあずやってみる価値はあるのでしょうか?
また、通常DCISの部分切除して、放射線治療した後の定期健診は
どのくらいの頻度で何を行うのがいいのでしょうか?マンモと超音波を1年に1度でしょうか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
非浸潤癌では薬物療法は不要です。(私は「決して」行いません)
非浸潤癌では年に1回のエコー+マンモでOKです。(十分です)
ご参考に。