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乳房再建方法よる再発の見つけやさの違いと再建時期について

[管理番号:9680]
性別:女性
年齢:45
病名:右浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2021年8月30日

術前・術後にこちらのサイトで田澤先生にいつも希望をいただいていました。

ありがとうございます。

再建について、気になっているとこがあるので相談させてください。

6月に右胸全摘し、同時にエキスパンダー挿入しました。

当初は、インプラント挿入による再建を考えておりましたが、術後にいろいろ調べているうちに、自家組織の再建に気持ちが傾いています。

ある病院のサイトに

インプラント:大胸筋の下に入るため、筋肉の上に発生する局所再発を見つけやすい。

自家組織:胸を自分の筋肉、脂肪でおおうので局所再発が見つけにくい場合がある。

とあり、気になっています。

①「自家組織では局所再発が見つけにくい場合がある」とありますが、定期的にエコー(半年に一度を予定しています)をしていれば、問題ないでしょうか。

②田澤先生のご感覚で、インプラントによる再建と自家組織による再建を比較して、
局所再発の発見のしやすさの差はありますでしょうか。

③1日でも早く再建したいと思っています。

ハーセプチン単独投与(3週間おき)になってからの再建手術は問題ないでしょうか。

ハーセプチン18回投与を終えてからの再建手術がいいのでしょうか。

9月下旬の形成外科の先生の診察の際、再建方法と時期について相談する予定です。

自分の考えをしっかりまとめて伝えるために、先生のご意見をいただければすごく嬉しいです。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「①「自家組織では局所再発が見つけにくい場合がある」とありますが、定期的にエコー(半年に一度を予定しています)をしていれば、問題ないでしょうか。」
⇒その通り。

「②田澤先生のご感覚で、インプラントによる再建と自家組織による再建を比較して、局所再発の発見のしやすさの差はありますでしょうか。」
⇒ありません。

「③1日でも早く再建したいと思っています。
ハーセプチン単独投与(3週間おき)になってからの再建手術は問題ないでしょうか。」

⇒問題ありません。