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乳がん手術後の療法について迷っています

[管理番号:9663]
性別:女性
年齢:44歳
病名:左乳癌
症状:
投稿日:2021年8月25日

7月末に左乳房全摘、センチネルリンパ節生検ではリンパ節への転移なし。
先日、病理結果が出て
ホルモン療法(10年)と副作用の弱い化学療法(CMF)の上乗せを勧められました。

理由は、リンパ節転移は無いが、リスクファクターがある。
(腫瘍の悪性度が2~3で中リスク)だからとのことでした。
できれば抗がん剤はしたくありませんが、再発率を下げるためにやった方が良いのか迷っています。
ホルモン療法単独の場合と、CMF抗がん剤を上乗せした場合の再発率と生存率はどのようになるのでしょうか。

また先日、CMF療法を行うと認知機能が弱くなるとの気になる記事を見つけたため、心配になっています。

組織型:線管形成型
腫瘍の大きさ:0.8cm(多数浸潤があった)
リンパ節への転移:なし
腫瘍の悪性度:2
ER陽性
PgR陽性
Her2陰性
脈管への侵襲:なし
閉経前、生理はあります

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

CMFは昔の治療であり、現在行っている施設は殆ど無い筈です。
エビデンスが無いわけではありませんが、やるならTCでしょう。

そもそも、Ki67の値が載っていませんので、「そもそも抗がん剤すべきか?」に回答できません。
ご参考に。