[管理番号:9655]
性別:女性
年齢:50
病名:乳がん
症状:転移巣増大
投稿日:2021年8月22日
はじめまして。
私は、遺伝性乳がん ステージ4です。
2014年初発
以降、両側乳がんとなりました。
その片方はトリプルネガティブです。
現在は肺肝転移+骨転移疑惑があります。
が、主に問題なのは肝転移です。
転移発覚は2018年
AC
ドセタキセル
↓
縮小したため休薬
↓
再燃のため
TS-1 効き目なくすぐに変更
ゼローダ(CA15-3 47で薬剤変更)
↓
遺伝子検査で陽性確定
リムパーザ(6月開始)
↓
CA15-3
99→150→450
と上がる一方のため、
リムパーザは効いていないと判断。
薬の変更を検討。
これが先週の話です。
今回は、
ハラヴェン または ドセタキセルを提案されています。
ドセタキセルは、以前途中で咳がとまらなくなり中止。
薬剤はかなり効き目ありました。
しかし、ハラヴェンの方が、副作用もマイルドではないかとのこと。
田澤先生のQ&Aを拝見しても、そのようなお言葉が多いように感じます。
先生なら、このような場合
どのようなレジメンを選択されますか?
イブランスも気になっているのですが
トリプルネガティブは適応外でしょうか。
私としては
ここでまず腫瘍の縮小をねらい
その状態を長く維持できればとおもっています。
来週薬剤決定することになっており
先生のご意見もお聞きしたいと思いました。
今後のために、他に使用できる薬剤もあればご教示いただきたいです。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「先生なら、このような場合
どのようなレジメンを選択されますか?」
⇒Key Drugはあくまでも「anthracyclin]と「taxane」となります。
1.Anthracycline ACを行っているようですが、「生涯投与量」に達していない場合には再登場も検討すべき
2.Taxane
2-1 paclitaxelを使うのであればbevacizumab+paclitaxelとすべき
2-2 docetaxelの再登場
3.eribulin