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治療にあまり前向きにはなれない

[管理番号:9562]
性別:男性
年齢:21
病名:葉状腫瘍
症状:再発、転移、脊椎近くの腰骨、骨盤、肝臓、右肺転移。右肺は3分の2切除
投稿日:2021年7月11日

僕の婚約者の話です。

去年の9月に皮膚に浸潤して右胸に葉状腫瘍が発覚。

その前に自覚症状がなかったわけではないのが悔やまれます。

とても残せる状態ではなく、右胸を摘出、腋窩リンパ節の転移も手術中に判明し、
郭清しました。

僕が彼女と付き合い出したのもちょうどその頃です
それから治療をしていたのですが、年末に右肺に再発して当初は他に再発も見られなかったので右肺の殆どを切除する再手術をしました。

でもその後に次々と転移が見つかり、正直厳しい状態です。

骨盤転移、腰骨に転移した影響で完全に折れてしまい、ほぼ寝たきり状態、車椅子生活になってしまっていますし。

あまり治療の効果が見られないのもあり、本人の希望もあり実質治療は中止、自宅での静養になっています。

悪化したら再入院する約束で。

そんな中婚約しました。

本人も長く生きられないと思っているらしく、あまり前向きにはなれず
婚約した事で少し前向きにはなってくれましたが。

やはり本人の希望通り今の生活を無理せず続けた方が良いのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

内容拝見しました。
お気持ちお察しします。

「あまり治療の効果が見られないのもあり、本人の希望もあり実質治療は中止、自宅での静養になっています」
⇒葉状腫瘍には薬物療法も放射線治療も殆ど効果がありません。
 ご本人の意思を尊重してあげましょう。