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免疫抑制剤の使用と乳ガンの再発転移について

[管理番号:9491]
性別:女性
年齢:50歳
病名:
症状:
投稿日:2021年6月19日

田澤先生、下記の通り質問させていただき
たく、よろしくお願い致します。

5年前に乳ガンの手術を受けました(当時45歳)。

当時の病理の結果については以下のとおりです。

サイズ?:?23×16×7
リンパ節転移なし
タイプ?:?ルミナールA?
異形度 低
ステージ2

オンコタイプDXも行いました。

結果、とても稀なケースらしいのですが、3回アメリカに細胞を送ってもガン細胞が見つけられなかったそうで、代金は返金となりました。

当時、いろいろ説明を受けたのですが難しく、悪い結果ではないことは理解できました。

部分切除のため、術後は放射線治療、リュープリン(2年)、抗ホルモン薬にて治療してきました。

今年の夏に治療終了の予定です。

そのようななか、現在、潰瘍性大腸炎に罹患し、現在治療をしています。

潰瘍性大腸炎に一般的に用いられる薬にアレルギーが起き、現在ステロイド治療をしており、免疫抑制剤も飲むことになりました。

免疫抑制剤は、アザチオプリン(商品名:イムラン)となります。

過去のQ&Aのなかに、膠原病患者さんの免疫抑制使用と再発転移についてのものがあり拝見しました〈管理番号:627〉。

先生は、他の免疫抑制剤使用と乳ガンの再発転移についてはどのようにお考えになりますか?
ご意見をお伺いできれば大変ありがたく存じます。

どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「先生は、他の免疫抑制剤使用と乳ガンの再発転移についてはどのようにお考えになりますか?」
⇒全く気にする必要ありません。

 再発「予防」よりも原疾患の「治療」が優先します。