Site Overlay

35歳以上へのリュープリン注射の効果(メリット)と影響

[管理番号:9354]
性別:女性
年齢:40
病名:右乳房浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2021年4月28日

2020年12月に温存手術を受け、術後、放射線治療をし、現在はホルモン療法に入っています。

■病理結果
・浸潤性乳管癌
・ER 99% PgR 99%
・核グレード 1
・her2 陰性
・ki67 = 10%
・リンパ節微小転移有

上記病理結果により、術後の治療方針は、
抗がん剤なしの放射線治療+ホルモン療法になったのですが、
リュープリン注射も勧められ、希望するのであればするということでした。

35歳前の人には効果が実証されているエビデンスがあるようですが、
35歳以上の人がリュープリン注射することに対するメリット、効果について教えてください。

(1)たとえば、生理がこなくなることで、
子宮筋腫ができづらい(今小さいものがある場合は大きくならない)、タモキシフェン副作用による子宮体癌リスクが下がるなど、35歳以上への効果も多少はあるのでしょうか?

(2)生理がこないほうが、再発リスクは下げられるのですか?

(3)40歳でリュープリン注射をした場合、そのまま閉経になると思うので、妊娠は望めないと思ったほうがよいでしょうか。

妊娠を希望するならばリュープリン注射はしない方がよいものなのですか?
リュープリン注射による体へ影響がよくわかっていません。

年齢も年齢ですので、妊娠希望してもできないことは99%承知ですが、少しでも可能性があるのでばれ残したいと思いました。

ただ、告知後、すぐに手術をしてもらいたかったので、術前に妊孕性について勉強したり話を聞く時間もないまま、
治療に入ってしまっているので、受精卵凍結などはしていませんので、なおさら可能性はほぼないのですが。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「35歳前の人には効果が実証されているエビデンスがあるようですが、
35歳以上の人がリュープリン注射することに対するメリット、効果について教えてください。」

⇒実際のところ…

40歳ならリュープリンをしてもいいと思います。(感覚的な問題)

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

リュープリン注射することに決めました
性別:女性
年齢:41
病名:右乳房浸潤性乳管がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

お忙しい中、回答ありがとうございます。

第三子も望んでいたため、なかなか踏み切れなかったのですが、
再発防止することを優先に考えることにし、リュープリン注射することにいたしました。

結果、注射後1度だけ生理がきましたが、それ以降は生理は完全に止まっています。

<Q&A結果>