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ホルモン治療について

[管理番号:9340]
性別:女性
年齢:44
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年4月22日

このような場をありがとうございます。

参考にさせていただいております。

よろしくお願い致します。

部分切除術と放射線治療を終えたら、タモキシフェン服用の予定と思っておりましたら、先日、飲まなくてもというようなお話がありました。

浸潤していたら服用するものだと思っておりましたので、理解出来ていませんでしたが、最近になり浸潤でも場合によっては無治療のケースもあると知りました。
再発予防はしたいですが、無治療の可能性も持てているのでしたら、それも踏まえて今後の検討をさせて頂きたく思い、質問させて頂きたくお願い致します。

1.浸潤していても無治療なのはどのような目安があるのでしょうか。

2.私は(グレード1.ステージ1.ki18%.浸潤8ミリ.ホルモン強陽性.
そその他陰性.侵入と転移なしです。)無治療ですと、再発率,10年生存率はどの位になりますでしょうか。
服用するとどの位の効果が期待出来ますでしょうか。

3.内服開始して数ヶ月で中止した場合、体への影響はありますか。

先生は、どうご診断していただけますか。

申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「1.浸潤していても無治療なのはどのような目安があるのでしょうか。」
⇒個人的には…
 浸潤径5mm以下なら無治療でいいと思っています。

「2.私は(グレード1.ステージ1.ki18%.浸潤8ミリ.ホルモン強陽性.
そその他陰性.侵入と転移なしです。)無治療ですと、再発率,
10年生存率はどの位になりますでしょうか。」

⇒それを知りたいなら…
 OncotypeDXするしかありません。(Ki67=18%なのでルミナールAと仮定すると 10年生存率はtamoxifen内服で5%前後だと思います。)

「服用するとどの位の効果が期待出来ますでしょうか。」
⇒2-3%程度(もしくはそれ以下)だとは予想します。

「3.内服開始して数ヶ月で中止した場合、体への影響はありますか」
⇒ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

ホルモン治療について
性別:女性
年齢:44
病名:乳癌
症状:
投稿日:2021年5月13日

田澤先生
先日はお忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
この様な場を作って下さり感謝しております。

悩み続けていましたが、先生のご回答で気持ちが軽くなり、少し冷静さを取り戻しました。

Q &Aで、再度勉強させていただきました。

タモキシフェン服用の決断も近づき、追加して質問させていただきたく、よろしくお願い致します。

??浸潤8ミリ
??グレード・ステージ1
??ER100% PGR100%
??K i 18%
??HER2 陰性
??転移・リンパ管等なし

1. 浸潤5ミリ以下でしたら無治療も先生の方からおすすめしていただける状態であり、私の病理結果8ミリですと先生は服用が最善とご診断されますでしょうか?

2. 先生の患者さんで、pT1bで服用されていない方(希望されない方も含めまして)はいらっしゃいますか? いらっしゃったらどの位でしょうか?

3. 再発予防と副作用のバランスの捉え方・子宮のリスクについて心配していますが、
服用して子宮に負担がかかりリュープリンまで追加しないとならない状況になったとしても、中止の選択はせずに休薬して続ける対策をする方が望ましいのでしょうか?

4. 先日タモキシフェン服用で生存率は2-3%位の効果と教えていただきましたが、先生から診ていただいて私は服用した場合としない場合での再発率はどの位変わりますでしょうか?

お忙しい中、何度も申し訳ございません。

先生のご回答が大変心強く、よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「1. 浸潤5ミリ以下でしたら無治療も先生の方からおすすめしていただける状態であり、私の病理結果8ミリですと先生は服用が最善とご診断されますでしょうか?」
⇒「勧めない根拠」がありません。(勧めるのが医師としての「義務」とも言えます)

「2. 先生の患者さんで、pT1bで服用されていない方(希望されない方も含めまして)はいらっしゃいますか? いらっしゃったらどの位でしょうか?」
⇒ほぼいません。(たまにいらっしゃいますが、それらの人達は「小さいから」ではなく、最初から「自分は無治療と決めている、再発しても自己責任」と考えている人たちですね)

「3. 再発予防と副作用のバランスの捉え方・子宮のリスクについて心配していますが、
服用して子宮に負担がかかりリュープリンまで追加しないとならない状況になったとしても、中止の選択はせずに休薬して続ける対策をする方が望ましいのでしょうか?」

⇒中止すべきでしょう。(子宮体癌はリュープリンとは無関係)

「4. 先日タモキシフェン服用で生存率は2-3%位の効果と教えていただきましたが、先生から診ていただいて私は服用した場合としない場合での再発率はどの位変わりますでしょうか?」
⇒?
 質問の意味が不明。それが「2-3%程度(もしくはそれ以下)だとは予想します。」ですよ??

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

ホルモン治療について
性別:女性
年齢:44
病名:
症状:
投稿日:2021年5月25日

お忙しい中、恐れ入ります。

先生に色々教えていただき、前を向く事が出来ました。

このような質問にご回答ありがとうございました。

服用するにあたり、大変恐縮ですがあと2つよろしくお願い致します。
お手数おかけ致します。

1.5年と10年はどう思われますか? 服用を終えても副作用や影
響(子宮体癌リスクやそれ以外の症状も含めまして)は、体に残るのでしょうか?

2.最後まで服用に努めますが、副作用で苦しくなった際は、その後無治療を選択肢に入れてもよいものでしょうか?

何度も申し訳ございませんでした。

ありがとうございます。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

失礼ですが…
「先のこと」を考えすぎ!

前回までの内容と特に変わりません。

ホルモン療法を勧めない根拠がないので、(医師としては)当然勧めるべき
先ずは内服初めて、(もしも副作用が強ければ)止めればいいことです。

飲み前から「あれこれ」悩むこと自体無意味です。

「1.5年と10年はどう思われますか? 服用を終えても副作用や影響(子宮体癌リスクやそれ以外の症状も含めまして)は、体に残るのでしょうか?」
⇒それは…

 5年内服してから考えましょう。(飲む前から「5年か?10年か?」などで悩むのは「愚の骨頂(失礼!)」ですよ)

「2.最後まで服用に努めますが、副作用で苦しくなった際は、その後無治療を選択肢に入れてもよいものでしょうか?」
⇒それは当然です。(あらゆる治療に当てはまる)