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再発

[管理番号:9315]
性別:女性
年齢:52歳
病名:硬癌、範囲gf脈管浸襲Iy1核グレード1随伴するdcis minimal 25%組織形態low
cribriform断瑞露出なし
症状:
投稿日:2021年4月12日

10年前に右の乳がん0期部分摘出5年後左乳癌で全摘し、五年間タモキシフェンを飲み一昨日年一回のエコーにて左脇のリンパが腫れているのでPETCTを撮ることになっております5年前再発が怖いので充分部分摘出の範囲だと言われたが全摘して、センチネルも転移なし、タモキシフェン5年服用で左脇リンパ再発納得いきません取り残しなのでしょうか?もう全身に散らばってしまっているかも知れない長くは生きられないのかと不安です。

おとなしい種類といわれたが再発はまた違うものになるのですか

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「左脇リンパ再発納得いきません取り残しなのでしょうか?」
⇒再発とは…

 手術時に潜んでいた癌細胞が増殖することです。
 腋窩に関しては、(手術時に)そのリンパ節に癌細胞が残存⇒(5年かけて)増殖としか考えられません。(他から癌細胞が腋窩リンパ節に「新たに」入り込むことはありえないから)

「全身に散らばってしまっているかも知れない長くは生きられないのかと不安」
⇒全く違います。

 上記でコメントしたように、あくまでも「リンパ節内に取り残されていた癌細胞が増殖しただけ」です。
 PETでは、おそらく全身はOKでしょう。

 きちんと手術(私であればレベル3まで)してもらいましょう。