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非浸潤がん全摘後の治療について

[管理番号:9257]
性別:女性
年齢:39歳
病名:右乳がん
症状:
投稿日:2021年3月19日

先日、右側の乳がんを全摘いたしました。
術後の検査結果は以下の通りです。

全てDCIS
ER99%
PgR80%
HERS2 2+
MIB1 index 20%
センチネルリンパ節転移なし
乳管内進展 6.1 センチ×4.0 センチ×0.7センチ
水平切除断端: cut surface陰性、5mm以内陽性乳頭は今のところ温存(あまり血流の状態が良くないため今後とれてしまう可能性もあり)

6.1センチと進展が大きかったので、非浸潤ですが、主治医の先生の中ではホルモン療法も選択肢としてはあったようです。
ですが、私が可能であれば今後子供(2人目)を希望している…という話もしていたため、無治療で経過観察でよいのでは、との診断となりました。

ホルモン療法に伴う副作用もあると思いますが、今後対側の乳房への再発を防ぐためには、本来はホルモン療法を受けた方が良かったのでしょうか。
ご意見を伺えますと幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「ホルモン療法に伴う副作用もあると思いますが、今後対側の乳房への再発を防ぐためには、本来はホルモン療法を受けた方が良かったのでしょうか。」
⇒私は非浸潤癌では「絶対に(患者さんが希望しても)」薬物療法は行いません。
(効果と副作用が全くバランスしないため)
 ご参考に。