[管理番号:9189]
性別:女性
年齢:55歳
病名:乳がん(ルミナルAと言われています。しこり1.2CM)
症状:検診で見つかったため自覚症状無し
投稿日:2021年2月9日
お時間をいただきありがとうございます。
2月(上旬)日(〇金)に針生検の結果を聞きに行ったところ、乳がんの告知を受けました。
その時、医師はただ、「ガン細胞が出ました。
大学病院に紹介します」とだけ言って、そのまま部屋を出されました。
その後、事務の方から、紹介状やCD,プレパラートなどを手渡され、「後は、大学から電話が来るので予約を入れてください」と言われました。
それは、あんまりだと思い、もう一度診察をお願いし、針生検の結果を聞くと、口頭で、「ガンの確定、って言いましたよね?サブタイプが知りたいの?」と投げ出すように言われました。
「早期だから、心配ないですよ。
治りやすいタイプです」とのことでしたが、針生検の時も「多分、良性だと思います。」と言われていたので、何となく信用できません。
2月(上旬)日(〇)に大学病院を受診した時も、別の担当医でしたが、ずっとパソコンを見て予定だけを打ち込んでいる、という感じでとても事務的に感じました。
先生のQ&Aを拝読して、大学病院での手術に不安が出ているところに、あの対応でさらに不安になりました。
手術日は3月(下旬)日とのことですが、このまま検査を続けて、この病院で手術にしても良いのか、不安が強くなりました。
こういう場合、別の病院(例えば先生の病院など)に手術をお願いすることはできるのでしょうか。
そして、そういう場合は、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。
今後、超音波やMRIの検査がありますが、このまま、ベルトコンベアに乗るように手術まで行ってしまっていいのでしょうか。
つまらない質問ですみません。
昨日、大学病院の医師に「不安が強いんです」と言ったら、「臨床心理士の予約を取りますか」と言われたので、「そこまでじゃないんですが、誰かこの後のことを相談できる方がいれば」と言ったら、すごく若い看護師さんを付けてくれたのですが、その方は新人さんらしく、結局何の相談にもならなかったので、この先、誰に相談したらいいのか途方に暮れてしまっています。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
手術前に転院してもいいと思います。
「近い」など利便性だけで選択することはお勧めしません。
質問者様から 【結果2 】
術後5日目です
性別:女性
年齢:56歳
病名:左浸潤癌
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]
約1ヶ月前に、乳がんと診断されました。疑いと言われてから1ヶ月後の確定診断だったので、覚悟はしていましたが、癌の診断そのものより、対応した医師の態度にショックを受けました。彼らにとっては大勢いるガン患者の一人だろうけれど、私には人生が変わるほどのショックだったのに、と思うとこのまま大学病院で手術していいのか、と疑問が大きくなりました。
大小の不安がある中で、特に大きな不安だったのが、
1、大学病院で経験の少ない(または下手な)ドクターに手術されるのでは。
2、術後の管理・治療もいつも顔の見えないドクターや技師の方が担当するのでは。
の二つでした。
そんな時、乳がんプラザに出会い、田澤先生のQand Aやコラムを拝読しました。上記の二つを明らかに解消してくださるのはこの先生しかいない!と思い、車で5分の大学病院から、電車で1時間半かかる江戸川病院に転院することを即座に決めました。
手術をお願いしたい旨メールすると、秘書の方から返信をいただき、当初の大学での予定より二週間も早く手術していただけることになり、3月(中旬)日に手術を受けました。
手術の翌朝は、乳がんプラザでよく読んでいた通り、「手をあげてみましょう」という儀式がありましたが、噂通り、耳の高さまで手を上げることができました。
手術の翌日退院し、その日から夕飯は自分で作り、翌日からリハビリがてら床の雑巾掛けをしています。5日後の今は、多少の引きつり感と痛みはありますが、手術をしていない側の腕と同程度の高さまで腕を上げることができます。普通にしているときは、傷の痛みもほとんどありません。
先生の神の手に心から感謝すると共に、先生にたどり着いた自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。状況を知っている家族も友人も、同様に感謝してくれています。
これから、病理の結果に基づき治療が始まりますが、これからも先生を信じてお願いしていこうと思っています。久しぶりに、誰かのファンになる、という気持ちなりました。田澤先生は、私だけでなく、多くの先生の患者さんにとって「会いにいけるアイドル」なのではないかと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
<Q&A結果>
質問者様から 【質問3(質問2 結果1)】
不正出血と子宮体癌について
性別:女性
年齢:58
病名:乳がん
症状:
投稿日:2023年6月2日
2021年3月に田澤先生に手術をしていただき、3か月に一度の検診をお願いしています。
ステージ1の浸潤がんでルミナールAだったため、現在はノルバデックスでのホルモン治療中です。
この2年間、薬の副作用も無く、元気に過ごしておりましたが、突然不正出血がありました。
閉経後2年以上経っている時期での不正出血のため、子宮体癌を心配しています。
昨年11月に婦人科検診で体癌の検査をしましたが、異常なしでした。
来週、婦人科の予約を取り、診察を受ける予定です。
これで仮に子宮体癌が陰性だった場合は、この出血はノルバデックスの副作用、という事になるでしょうか?二年間飲み続けて何もなかったのに、急に出血する等という事はありますか?
不正出血が続いている間は、ノルバデックスを休薬したほうが良いでしょうか。
田澤先生の次の診察は7月の予定です。
ご教示よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
これで仮に子宮体癌が陰性だった場合は、この出血はノルバデックスの副作用、という事になるでしょうか?二年間飲み続けて何もなかったのに、急に出血する等という事はありますか?
⇒半年前の婦人科の検診結果から類推すると…
子宮体癌は陰性であり、(不正出血の)原因は更年期によるものと結論づけられると思います。
♯閉経後2年以上という記載がありますが…
その閉経というのは「最終月経」でしょうか?
最終月経から2年以上経っても(実際には閉経ではなく)更年期であり不正出血が
「たまたま」起こるケースは珍しくはありません。(いずれ、婦人科で確認してもらいましょう)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/6/12
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質問者様から 【質問4】
子宮内膜とタモキシフェン
性別:女性
年齢:58
病名:乳がん ルミナルA
症状:不正出血
投稿日:2023年6月26日
6月2日に不正出血があり、質問させていただきました。
その後、診察を受けたところ、子宮内膜の厚さが25ミリもあり、体がんの検査を受けました。
結果は陰性でしたが、その時に子宮内膜ポリープが見つかり、切除しました。
こちらも、病理検査の結果は悪性所見は無しとのことでした。
内膜が厚い、と言われてから、ノルバディクスは休薬しています。
田澤先生の次の診察が7月なので、今後のことについてはその時にご相談させてください。
そこで質問ですが、今後はノルバディクスからアロマターゼ阻害剤に変更してホルモン療法を続ける事は可能でしょうか。
完全に閉経しているかどうかは血液検査が必要だと思いますが、それを江戸川病院での受診の前に、地元の婦人科で検査してもらい、その結果に基づいて、田澤先生にご相談すると言うことが可能でしょうか。
もう1ヶ月も休薬しているので、これ以上、無治療でいるのは不安です。
でも、内膜が厚くなるのも怖いです。
ちなみに、ノルバディクスを休んで3週間後のエコーでは17ミリになっていました。
それでも厚いですが。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
完全に閉経しているかどうかは血液検査が必要だと思いますが、それを江戸川病院での受診の前に、地元の婦人科で検査してもらい、その結果に基づいて、田澤先生にご相談すると言うことが可能でしょうか。
⇒それでもいいですよ。 E2(エストラディオール)を測定してもらいましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/7/7
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