[管理番号:9181]
性別:女性
年齢:46
病名:乳癌
症状:
投稿日:2021年2月7日
初めまして。
2年前に左C領域に浸潤性乳管癌で温存手術、現在ホルモン治療しています。
受診している病院は術後は1年ごとの検査(エコー、マンモ、レントゲン、血液)しかなく、主治医によるエコーや触診はありません。
先日、術後2年の検査を受け、帰りに受付で貰ったエコーレポートに以下、記載されていました。
・両側 乳腺症変化疑い 嚢胞
・左 9時方向に5x5x4mmの低エコー腫瘤
内部にはわずかに血流信号が検出
乳管内増殖性病変疑い
レポートを読んだのが帰宅してからだったので、主治医に聞くことができず、次回の診察予約は半年後になるので、こちらで質問させてください。
主治医からの検査結果説明では術側の左に腫瘤はあるが、1年前と大きさ変わらずで問題なしとのこ
とでしたが、「乳管内増殖性病変」には「ADH」などの前癌状態も含まれると思います。
①「ADH」などの前癌状態だった場合、ホルモン治療しているために抑えられている(大きさ変わらず)可能性はあるのでしょうか。
その場合はホルモン治療をやめたら進行し、DCISや浸潤癌に移行する可能性がありますよね。
②「ADH」などの前癌状態はホルモン治療でなくなることもあるでしょうか。
切除(手術)以外でなくなることはないのでしょうか。
分泌はないので、「乳管内乳頭腫」の可能性は低いのではないかと思っており、前癌状態だったらと思うと、再発も時間の問題なのかと不安です。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
このエコー所見だけでADHを想定して「あれこれ」悩むのはナンセンス。
主治医を全面的に信頼して(悩まずに)「経過観察とする」か、きちんと「組織診して決着をつける」か、どちらかにしましょう。