[管理番号:9086]
性別:女性
年齢:67歳
病名:炎症性乳癌
症状:
投稿日:2020年12月26日
67歳の女性です。
お忙しい所、申し訳ないのですが、ご助言を頂けたら幸いです。
私、4月末に
左炎症性乳癌。
stageⅢB
腋のリンパ節に4個腫瘍
HER2(陽性)、ホルモン受容体(陽性)
と診断され
5月半ばから10月半ばまで
術前 ファルモルビシン・ エンドキサン 4クール
パージェタ・.ハーセプチン・パクリタクセル 4クール 投与され
抗癌剤がよく効き
11月始め
「CA15-3」 24 (4月58)
「CEA」 3.6 (4月8.1)
血液検査・MRI・エコーの結果 stage1状態となり
11月半ば 左胸全摘、腋窩リンパ節郭清手術
術後の病理検査結果 「非湿潤性乳管癌」 「腋リンパ腫瘍無し」でした。
今後、大学病院で
1月から、毎日の放射線治療(腋と首のリンパ、左胸に照射 30回?)と今の病院で、9か月間 パージェタ・.ハーセプチンの投与
(期間を長く開けているので最初の薬液は倍にする)の説明。
放射線治療は、温存を選んだ人が受けるものと思っていましたし
(私は、皮膚アレルギーが酷く、虫刺されのような僅かな傷でも、飛び火状態になり何年も傷跡が残り、傷みと痒みに悩まされます。
8クールの薬剤の副作用で
今も、手足のしびれと足のむくみが残っています)
主治医との二度の話し合いで「放射線治療をしません」と何度も訴えましたが再発予防の為にと繰り返し薦められます。
治療方針は来年に持ち越しとなり「大学の先生と話し合ってください」と予約が入りました。
長くなりましたが、先生も私の場合、放射線治療は必要と思われますか?
ご返事を頂けたら幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「長くなりましたが、先生も私の場合、放射線治療は必要と思われますか?」
⇒勿論、必要です!
質問者は勘違いされていますが、放射線の適応は(化学療法後の状況ではなく)
「化学療法前の状況」を基に決めるのです。
質問者は「炎症性乳癌だったのだから、照射は必須」となります。