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抗癌剤をするかどうか 12月10日まで決断しなくてはなりません

[管理番号:9030]
性別:女性
年齢:55歳
病名:乳癌(浸潤性乳管癌)
症状:
投稿日:2020年12月4日

はじめまして こんにちは。

10月の末に手術をしました。
(部分切除)
先週 主治医より術後病状説明があり
しこりは、15mm
T1 N1 M0
HER-2 陰性
グレード1
Ki-67 17.6%
部分切除した断端部への癌の進展はありませんでした。

術中のセンチネルリンパ節生検で3個のリンパ節を摘出し、2個に癌の転移ありとの判断でリンパ節郭清をしました。

しかし、後から郭清したリンパ節には転移はありませんでした。

(20個中0個)
術中生検含め合計23個中2個のリンパ転移になります。

主治医からはホルモン受容体は2種類とも陽性でホルモン療法の効果が期待出来ると言われました。

しかし、リンパに2個転移、
再発リスクが高めということで
抗がん剤治療を行うことを推奨しますとのこと。

抗がん剤が必要かどうか?
また、オンコタイプDXも考えているのですが、私には必要なのか?
リンパ転移があった事が気になっています。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

単純明快な話です。
まずはトップページから『今週のコラム 188回目 このデータを見ても、まだ「リンパ節転移があると(ルミナールAでも)化学療法が必要だと思いますか??」』を熟読してください。

「しかし、リンパに2個転移、再発リスクが高めということで抗がん剤治療を行うことを推奨しますとのこと。」
⇒全くナンセンス! (上記コラムの通り)
 リンパ節転移があることと「抗がん剤の効き目」は全く無関係

「抗がん剤が必要かどうか?
また、オンコタイプDXも考えているのですが、私には必要なのか?」

⇒勿論、行いましょう。(動かぬ証拠をその主治医に提示することで「ギャフン」となることでしょう)