[管理番号:9016]
性別:女性
年齢:46歳
病名:
症状:
投稿日:2020年11月25日
はじめまして。
今年は市のがん検診の無料クーポンがあったので、集団がん検診をうけめした。
乳がん検診はお恥ずかしながら15年ぶりくらいでマンモグラフィーに関しては初めてでした。
マンモは痛いと聞いていてドキドキしながら受けたのですが、左胸は痛いことは痛かったのですが、右胸はそれ以上に痛く思わず痛いと声が漏れてしまいました。
右胸は追加でもう一枚斜め方向にも撮影しました。
集団検診でしたので、異常がなければ1か月ほどで結果を送りますとのことで、電話連絡もなく1ヶ月近く経過した頃、市の方から電話連絡があり、乳がん検診に引っかかりましたとのことで、再検査を勧められ近くの乳腺外科を予約し受診しました。
集団検診のマンモの結果は、カテゴリー3で局所的非対称陰影となっていたので、超音波で確認してもらって乳腺のかたまりが白く映ってらだけだろうなぁと軽い気持ちでいましたが、触診とエコーからの細胞診となりました。
診察の際、悪性の可能性は50%くらいですかとちょっと多く見積もって尋ねたところ、先生がエコー画像を見ながら、良性の可能性の方が高いと思いますよと言ったので不安はありながらも検査結果が出るまでの2週間を過ごしました。
ちなみに細胞診は2回採取しました。
昨日、結果を聞きに行ったところ、細胞診の結果がクラス3で、
良性を疑うとなっているが、臨床医の見解からすると悪性だろうと言われてしまいました。
良性であっても手術は必要とも言われました。
先日撮った別の角度のエコー画像を見せられて(前回のは割と綺麗な楕円形)、少し歪なところがあるのと中に白い影?(うろ覚えですみません)が映ってると説明されました。
その後、針生検と血液検査をして、結果は2週間後となりました。
今回の針生検の採取は一度だけパチンと音がしただけなので、1か所の採算かと思われます。
病理検査の結果は前回取った2つの細胞診の結果が両方クラス3で良性の疑いだったのですが、やはり病理の結果よりも臨床の先生の悪性であるという見解の方が高いのでしょうか?
また、今回の針生検の結果が良性であった場合にはやはり手術は必要なのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、ご意見よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
再三、このQAの回答の際にコメントしていますが、細胞診の精度には「雲泥の差(大袈裟ではありません)」があります。
「細胞診の結果がクラス3で、良性を疑うとなっているが、臨床医の見解からすると悪性だろう」
⇒このコメントから推測すると、この医師は(普段から)乳癌でも細胞診でクラス5が出せない(細胞数が少ないからクラス3どまりになる)レベルなのだと(失礼ながら)判断します。
★ 本来、癌であればクラス5を出せなくては乳腺外科医としては一流ではない。(クラス3であれば「良性ですね」と自信を持てなくてはいけない)
「病理検査の結果は前回取った2つの細胞診の結果が両方クラス3で良性の疑いだったのですが、やはり病理の結果よりも臨床の先生の悪性であるという見解の方が高いのでしょうか?」
⇒上記通り。
このような(クラス3でも)癌を疑うような医師の診療は(私にとって)何ら参考にならない(判断できない)
アドバイスするとしたら…
針生検は細胞診よりは簡単ですが、このような医師の診断に信頼がおけるのか? 注意が必要です。(もしも良性と出ても、安易に安心せずに、精度の高い医師に診断してもらうべき)