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[管理番号:7404]
性別:女性
年齢:51歳
病名:浸潤性右乳癌
症状:

乳癌右全摘10月
病理結果
浸潤1・1cm
ホルモン陰性
HER2+3
脈菅浸潤なし
リンパ菅浸潤なし
リンパ節転移なし

主治医より治療方針
ウィークリーパクリ+ハーセプチン12回
ハーセプチン単独14回

ホルモン治療ができないので再発の不安があるから違う角度からの分子的治療薬パージェッタを追加したいのですが主治医は私の病状では適応外と言われます。
紹介状を
書いてあげてもよいが・・・と言われますがおそらく同じ診断かもしれないとのことで迷っております。
田澤先生の見解はどうですか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

もともとpertuzumabの(術後補助療法への)適応拡大はヨーロッパで行われた「Aphinity試験」が根拠となっています。
その結果、ヨーロッパでは「リンパ節転移有」もしくは「ホルモン陰性(つまりHER2タイプ)」という縛りがあります。

日本では、添付文章上「その縛りがない」ので、自由に使えます。
ただし、(保険診療である以上、良識に従って行うとすれば)ある程度「適応を絞るべき」だとは思います。
★日本では一般的に「腫瘍径が大きい」または「リンパ節転移陽性」で行われることが多いようです。(製薬会社、担当者によると)

「分子的治療薬パージェッタを追加したいのですが主治医は私の病状では適応外と言われます。」
→上記★のようです。

 ただしAphinity基準からすると「ホルモン感受性陰性」なのだから適応あります。

「田澤先生の見解はどうですか?」
→質問者の場合は(Aphinity的に)適応とはいえ、「早期だから、無理に勧めない」というスタンスとなります。
 ただし、「Aphinity的適応あり」なのだから、(患者さんから)「強く希望がある」場合には、行うべきと思います。





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