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標準治療後のパージェタについて

[管理番号:7917]
性別:女性
年齢:40歳
病名:乳癌 ステージ3 ホルモン陽性Her2陽性
症状:

2016年4月に田澤先生に手術をしていただいたものです。

ステージ3、ホルモン陽性、Her2陽性で、全摘+腋窩リンパ節郭清後に、EC→weekly PTX +ハーセプチン→放射線→ハーセプチンを終え、
現在はノルバデックス内服と3ヶ月毎にリュープリン注射と田澤先生に診察していただいています。

いつもお世話になっており、本当にありがとうございます。

さて、バージェタが昨年末より術後補助療法に適応したとのことですが、私のように一通りの標準療法を終えたものでも適応となりますでしょうか?
添付文書では単独投与の有効性安全性は確立してないとありますが、希望すれば投与可能でしょうか?
個人的には、術後療法にも再発療法にも認められている薬なので、私のような例にも認められるべきと思うのですが…
もし投与可能ならできるだけ早く行いたいのですが、先生の診察予約日より早く受診してもよいものでしょうか?
もしくは、次回の診察予約日に投与できるように、一度外来受診した方がよいでしょうか?

また、カドサイラも先月中外製薬から術後療法の適応承認申請が出されたようですが、承認はいつ頃になりそうですか?
承認された場合、私も投与可能でしょうか?

本来であれば先生の外来を受診した際に質問すればよいのですが、早く確認したく、貴重な質問枠を使われていただき申し訳ありません。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

Pertuzumabは術後補助療法も終わっているのに使用できません。(勿論、再発していないわけですから)
またtrastuzumab emtansineはあくまでも「術前抗がん剤を行い、完全緩解でなかった症例」という縛りのある適応となりそうです。(中外からの情報)