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温存からの再発、予後に関して

[管理番号:4587]
性別:女性
年齢:35歳
おはようございます。
病気が見つかったからこちらのサイトを拝見しております。
特に乳房痛がホルモンによるものとのコメントは、理由が分からなかったのでとてもホッとしました。
そこで先生のコメントにて理解できていない部分があり、
質問させて下さい。
私は昨年、乳頭分泌から診断、石灰化からマンモトーム、結果非浸潤乳がんとわかり温存手術をうけました。
手術では切断面は陰性にて取り切れているとのことです。
その後放射線治療をおこない、ホルモン治療等は受けておりません。
今後は局所再発を気にかけ、きちんと検診していきたいと思っています。
そこでもし再発した場合、切除手術になると思うのですが、先生は温存手術後の再発にて全摘した場合、初めから全摘した場合と予後は同じとありました。
私は再発が非浸潤乳がんにて見つかった場合は予後は同じと思うのですが、時間が経ち浸潤乳がんとして見つかった場合は全身治療が追加され、治療中には転移にも注意が必要となり、予後が同じとは考えられないのです。
私は再発したら全摘に抵抗はありませんが、予後が大きく変わるなら今からでも全摘したほうがいいのか不安があります。
手術前の説明では、もし再発したら切除すればいいからと、そこまで重い予後についての説明はありませんでした。
ただ再度手術が必要になるとのこと。
予後が同じという事にきちんと理解ができていないのだと思います。
変な知識にて不安を増やしてしまう前に、ご教授お願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
内容は理解しました。
質問者の思考過程は全く正しい。
100%ぴたりと「最初から乳房全摘と温存後乳房内再発後に再度全摘が同じ」であるわけではありません。
それでは「何故、そのように言われているのか?」
答えは簡単です。
「予後に変わりはない」ことが「統計学的に証明されている」からです。
★実際には「非常に小数」ですが、「最初から全摘していれば、こんなことにならなかったのに…」と思う場面もあります。
 ここ東京に来て、目につくのは(美容的な面を重視して)結構無理やり「乳頭乳輪温存をしている施設」で手術して「乳頭乳輪部に局所再発するケース」です。
 そして、その際に「遠隔転移を伴っている」こともあり、このようなものを見ると「最初から、きちんと全摘していれば…」との思いを強くします。
○質問者を脅している訳ではありません。
 あくまでも「ごくごく少数例では、そのようなことが起こる」わけですが、通常はそんなことはなく、それ故「統計学的に有意差がない」のです。

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