乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6056]
性別:女性
年齢:50歳
こんばんわ。
乳がんと診断され術後病理がでたのですが
抗ガン剤の必要性が微妙なラインと言われたためオンコタイプDXを申し込んであと2週間で結果がでます。
いくつか質問させてください。
①オンコタイプDXは対象が初期乳がんということですが腫瘍系はどのくらいの大きさが対象になるのでしょうか?
どのくらいの腫瘍系を対象にした結果なのでしょうか?腫瘍系によっても再発リスクは変わりますよね?
②抗ガン剤をする必要があるかもしれないので、口腔チェックのために久びさに歯医者にいきました。
この年齢にも関わらずお恥ずかしいのですが、親知らずの虫歯がひどいので抜いてしまうほうがいいとのことですが、オンコタイプDXにより2週間後に抗ガン剤をはじめたとしても今のうちに抜歯をして大丈夫でしょうか?
そのままにしといたほうがいいですか?
③私はリンパ転移が1つあったのですが、脈管侵襲はありませんでした。
なぜ転移していたのでしょうか?
よくあることなのでしょうか?
以上3点よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「腫瘍系はどのくらいの大きさが対象になるのでしょうか?」
⇒規定はありません。
「腫瘍系によっても再発リスクは変わりますよね?」
⇒これについてはOncotypeDXの資料にも載っていますが…
 腫瘍径は再発スコア結果と相関していないのです。(ちなみに、ある種の人達が好む「グレード」とも相関していません)
 ♯そして(OncotypeDXの)再発スコア(Recurrence score:RS)が、それらよりも「より的確な遠隔再発の予測因子である」ことは明らかなのです。
「2週間後に抗ガン剤をはじめたとしても今のうちに抜歯をして大丈夫でしょうか?」
⇒抜歯した方がいいです。
「リンパ転移が1つあったのですが、脈管侵襲はありませんでした。」
「なぜ転移していたのでしょうか?よくあることなのでしょうか?」

⇒当たり前なことです。
 脈管侵襲は「たまたま」病理医が見た切片での所見にすぎません。
 
 

 

質問者様から 【質問2 オンコタイプDXについて】

性別:女性
年齢:45歳

*****
年齢が前回は50歳、今回は45歳になっています。
*****

先日の回答ありがとうございました。
私の理解不足のため
再質問よろしくお願いします。
こちらを拝読させていただき
腫瘍径が一番の武器と思っていましたが、
腫瘍系よりもオンコタイプの値のほうが的確な遠隔転移の予測になるという理解でよろしいのでしょうか?
5㎜以下だと無治療(オンコタイプをするかたもすくないから、実際高リスクのかたもいるかもですよね)と、6㎜の高リスクだと抗ガン剤治療、
乳がんでは、この1㎜の差が大きいのですか?
(私は6㎜でオンコタイプ高リスクでした)
再質問管理番号:
再質問タイトル:6056
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「腫瘍径が一番の武器と思っていましたが、腫瘍系よりもオンコタイプの値のほうが
的確な遠隔転移の予測になるという理解でよろしいのでしょうか?」

⇒それで間違いありません。
「5㎜以下だと無治療(オンコタイプをするかたもすくないから、実際高リスクのかたもいるかもですよね)と、6㎜の高リスクだと抗ガン剤治療、乳がんでは、この1㎜の差が大きいのですか?」
⇒机上の空論にすぎません。
 我々は経験的に「ある一定以下の腫瘍径」の乳癌は術後療法をしなくても再発をしない感覚を持っています。
 それに対して、OncotypeDXは「厳密に言えば、そうでもない(腫瘍径は必ずしも重要ではない)」という切り口を持っています。
 ★理屈で攻めよれば、必ず(質問者が感じるような)矛盾はあります。(遺伝子変異はステージとは全く無関係な概念だから仕方がありません)
  5mm以下の超早期癌で(無治療でも)再発は殆どないことも「事実」だし、OncotypeDXでは腫瘍径を考慮しないこともまた「まぎれもない」事実です。
  「5mm以下は無治療」、それ以上ではOncotypeDXをする。
 そういう柔軟なスタンスが必要でしょう。
  
  





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