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乳腺外科にて

[管理番号:7982]
性別:女性
年齢:30歳
病名:
症状:

宜しくお願い致します。

性格上、ものすごく気になるタイプです。

しこりかな?と思えばすぐに乳腺外科でエコーしてもらっています。

その医師の心情は分からないと思いますが
田澤先生ならどう捉えるか教えて下さい。

先月、気になるしこりがあり
乳腺外科にてエコー
結果 乳腺を触れてるだけ。

そして今日午前中に定期の乳癌検診へ全体的にエコーしました。

エコー中、右乳房の下を時間かけてみていました。

しかし検査が終わり医師からは『なにもないね!』の一言。

いやいや右乳房下をものすごく見てたがな!と心の中で思い、
私『右乳房の下を時間かけて見ていましたが何かあったんじゃないのですか?何か触れたんですか?』
と聞くと乳腺外科医『よく見たけどシコリなどはなかったよ。
前回、左乳房をよくみたので最近、右乳房はよく見てないなぁと思い右乳房をよく見てましたが、何もありませんでした』
と言われました。

以上です。

私の考えすぎかもしれませんが
本当は右乳房下に何か気になる所見があり
時間をかけて見ていたのでは??
と情けない話ですが不安に。

何かあれば必ず言いますよね?
これでは、検査する意味がありませんね。

田澤先生は
気になる所見がなくても一部を時間かけて見るときありますか?
それはどうゆうときですか?

すごく気になります。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「何かあれば必ず言いますよね?
これでは、検査する意味がありませんね。」

→その通り。 医師を信じましょう。

「 田澤先生は
気になる所見がなくても一部を時間かけて見るときありますか?
それはどうゆうときですか?」

→エコー画像は「白黒のコントラスト」なのです。

 コントラストがついて「解りやすい」場面と、コントラストがつかずに「解りにくい」場面があります。
 一見「しこりかな?」と思って「よーく見ると、乳腺内脂肪か」ということもよくあります。

 乳腺エコーは慣れないと「絶対大丈夫」と言い切るには時間がかかる場合はあるのです。
 『今週のコラム 38回目本来「あらゆる角度で判断すべき」ものを「技師さんの写真だけを見て判断」することに「リスクが存在している」のです。』も、ご参考に。