[管理番号:5991]
性別:女性
年齢:52歳
はじめまして。
よろしくお願い致します。
昨年の11月の乳がん検診(マンモグラフィーとエコー)で、乳腺石灰化を指摘されました。
石灰化が写っていたのはマンモグラフィーだけでした。
前回の健診から10か月の間に石灰化ができたようです。
今月の再検査(エコー)でも石灰化は見えませんでした。
精密検査をすすめられました。
МRIとステレオガイド下マンモトームでしたが、こちらを拝見したのでММRIはやめたいと思います。
お伺いしたいのは、10か月の間に石灰化ができたことは、悪性の可能性が高いということなのでしょうか?
それと、МRIをやめたい旨を主治医にうまく伝えられるか心配です。
先生のご指導を頂きたく、どうかよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「10か月の間に石灰化ができたことは、悪性の可能性が¥が高いということなのでしょうか?」
⇒石灰化は「画像所見次第」なので、ただ「石灰化が(新たに)出現」というだけでは、「癌の可能性が高い」とまでは言えません。
つまり「癌の可能性が高い(たとえばカテゴリー4)」石灰化が「この10カ月で出現」ならば、癌の可能性は高いと考えますが、(更年期の時期には)「乳腺症に伴う石灰化も出現しやすい」こともまた事実です。(この場合にはカテゴリー3の石灰化となります)
「それと、МRIをやめたい旨を主治医にうまく伝えられるか心配」
⇒MRIを診断目的で用いることは「全く無意味」です。質問者自身に、その思いが強ければ、自然と「熱意は伝わるもの」です
是非、ST-MMTで決着をつけましょう。(無駄な経過観察ではなく)