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乳腺のう胞について

[管理番号:4418]
性別:女性
年齢:33歳
会社の健康診断で超音波検査を受けました。
これまでも両側乳腺のう胞と診断されており結果は
「僅かに異常は認めるが、日常生活に支障はない」となっていました。
今年も両側乳腺のう胞と診断されましたが結果は
「要経過観察。
軽度の異常を認めるため、自己検診を心がけ毎年検診を
うけるように」と変わっていました。
詳しい説明が書かれていなかったのですが、このような診断となるのは
どのようなことが考えられるでしょうか?
すぐに専門医を受診したほうがよいでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
のう胞とは「正常乳管に液体(分泌液)が貯留したもの」です。
そもそも「軽度の異常」などと表現する必要さえありません。
「「要経過観察。軽度の異常を認めるため、自己検診を心がけ毎年検診をうけるように」
⇒全く意味はありません。
 私自身、「検診の判定」を記載しなくてはならない立場ですが…
 (嚢胞も含め)「どうでもいい所見だけど、所見がある以上、正常とは書けないから」ということで、(経過観察は不要ながら)「軽度の異常」などにチェックせざるをえないのです。(不本意ながら)
「このような診断となるのはどのようなことが考えられるでしょうか?」
⇒上記通りです。
 (嚢胞なんて、どうでもいいと思いながらも)「正常」とするわけにはいかない(実際は正常なのですが…)ので、(仕方なく)「軽度の異常…」という欄にチェックをいれただけにすぎません。
「すぐに専門医を受診したほうがよいでしょうか?」
⇒全く無用です。
 ○受診は「要精査」となった場合のみにしましょう(そうでないと、検診そのものの意義が乏しくなります)