[管理番号:2157]
性別:女性
年齢:39歳
卒乳していますが、まだ搾ると母乳が出ます。
昨年の9月末に左乳頭より薄茶色の分泌物が出るようになりました。
搾るとプッと出る程度で、自然には出ません。
単孔性です。
その後数日間、搾ると出るので大学病院を受診し、触診(しこりは確認できず)とマンモとエコー検査を受けたところ、マンモとエコーの両方で確認された5ミリの丸いしこり(左乳房)が半年後の経過観察となりました。
ガンの可能性は低いとのこと。
その他に嚢胞と石灰化が数箇所あるが、嚢胞は授乳の影響かもしれない、石灰化は明らかに良性だと言われました。
今回の検査で、血性分泌の原因は分からないと言われ、その時は分泌物が出なくなっていたので、半年後のしこりの経過観察を言われて、診察は終わりました。
その2週間後に再び茶色の分泌物が出始め、毎日確認していたらどんど
ん色が濃くなり、とうとう血を薄めた色になってしまったので再受診しました。
(いずれも自然とは出ません)
予約が取れず、2週間後の診察となり、その間は看護師のアドバイスの通り、搾らずに様子を見ていましたが、自然に勝手に出血はしませんでした。
診察当日、医師の目の前で搾ると血がぴゅっと出ましたが、分泌物の細胞検査は行わない病院のようで、そのまま拭き取りました。
その日はエコー検査だけをして、結果はしこりは大きさと形に変化なし、血性分泌の原因も映らないと言われ、後日、乳管造影検査を行うことになり、本日受けてきました。
分泌物は色が薄くなり、量も少なくなり、医師が優しく搾ったくらいでは何も出ず、私が搾り出してやっと確認できるくらいでした。
それも針の先ほどの滲みです。
そのせいなのか、造影剤を入れようと何度もチャレンジしましたが、
いずれも入らずに漏れてきてしまい、マンモにも造影剤を確認出来ずに失敗に終わりました。
原因として、乳管に針がきちんと入っていないか、乳首の先端辺りに腫瘍か何かあり邪魔で入らなかったか、など言われました。
私が事前に調べていた造影検査は、ブジーで徐々に乳管を広げてから、
造影剤を注入するという方法でしたが、
私が受けた検査では、乳管を広げず、いきなり造影剤が入った注射器で針を刺すものでした。
肉眼でもよく分からないような乳管の穴に針を刺すなんて難しくありませんか?
絶対、問題の乳管から外れて針を刺してるように思えてなりません。
何度も針を刺し造影剤を注入、漏れる、試しにマンモをするを3回繰り返し、結局検査は中止となり、
来週に主治医の診察を受けることになりました。
大学病院のためか、予約を取ってから診察まで一週間以上、診察と検査から結果が出るまでまた一週間以上かかり(エコーでさえ当日結果を知らされません)、
その間、時間の経過から血性分泌にも変化があって、
血の色になりガンの覚悟をしていたのに、今では色が透明に近くなって、
ティッシュにつくと黄色いなと分かる程度になっています。
量も、分泌物が貯まるのか、ある程度放置していないとぷくぷくっとは出なくなりました。
でも、周りの乳管からは母乳しか出ないのに、乳頭の真ん中の穴からは色が違う分泌物が出るので、やはり何か問題があるのだろうと思います。
血性分泌を確認してから、母乳は与えてません。
あれから約3ヶ月、色は薄く透明な茶色ー濃いオレンジ色ーピンク色ー薄い赤色ー茶色ー薄い茶色ー透明な黄色と変化し、量は搾らないと出ず、ぷくぷくと出るくらいのままです。
夜中に事前の分泌の確認のために搾ったせいか、今日はほとんど出ませんでした。
1・このような色の変化や分泌量は良い兆候でしょうか。
それとも量や色は関係なく、単孔性であれば問題がある証拠でしょうか。
その問題がガンであることが最大の不安です。
2・このまま、分泌物が出なくなる、
あるいは色がつかなくなり透明になれば経過観察でも大丈夫でしょうか。
ガンの可能性は低いと考えていいでしょうか。
3・乳管内乳頭腫を一番疑っていますが、造影剤検査が失敗したので、今後どういう検査を行うのが正しいのでしょうか。
4・再度造影検査を行う場合、医師に質問や確認をしたいと思います。
正しい造影剤検査のやり方を教えて下さい。
先生が他の方への返信内に書かれていた、乳管造影するための器具を見たことさえ無い医師が多い、という言葉が気になりました。
ただの注射器ではないのですよね。
補足ですが、現在は韓国ソウルに住んでおり、今までの診察検査はすべてソウルで受けました。
病院はソウルの5大学病院の中でも最大の病院です。
診察は通訳の方を通して受けているので、細かいニュアンスがお互いに伝わりにくいです。
(日本語はネイティブの通訳さんなので、こちらの話は100パーセント通じます。)
子供の春休みに一ヶ月ほど、帰国しますが、
その時に日本で検査を受けようと思います。
ただ、血性分泌が持続していた場合、今度こそ確実に診断してほしい、
心配な事をすべて話したいという思いが強くあります。
その時は田澤先生にお願いしたいのですが、
帰国する地元が○○県もしくは○○県なので、東京は遠く感じます。
子供がいるので、自由に時間も取れない上に春休みは一ヶ月間と限定されているので、
うまい具合に予約が取れるか、診察や検査、検査結果が出るのか心配もあります。
現在の乳房の状態は、排卵後から生理開始まで胸が張り痛むことと、問題の分泌物以外は、しこりも触れないし、普通の健康な人の乳房と変わらないと感じます。
長々と書いてしまい、分かりにくいと思いますが、今までの診察検査は大きな大学病院だし、と安心感もあったのですが、今回の乳管造影検査で一気に不安と疑問が湧き上がってしまいました。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「私が事前に調べていた造影検査は、ブジーで徐々に乳管を広げてから、造影剤を注入するという方法でしたが、私が受けた検査では、乳管を広げず、いきなり造影剤が入った注射器で針を刺すものでした。」
⇒質問者が正しいです。
「いきなり針を刺すとは!」やはり外国なのですね。
乳管造影は「日本人的、きめ細かさ」が必要です。
「肉眼でもよく分からないような乳管の穴に針を刺すなんて難しくありませんか?」
⇒だから「経験と(それに裏打ちされた)技術」が必要な検査なのです。
そのため、ここ日本ではどんどん「失われた技術」となりつつあります。
「1・このような色の変化や分泌量は良い兆候でしょうか。それとも量や色は関係なく、単孔性であれば問題がある証拠でしょうか。」
⇒質問者が「授乳から期間が経っていない」ことが最大の問題です。
「授乳と関係した」血性分泌の可能性も大いにあります。
「・このまま、分泌物が出なくなる、あるいは色がつかなくなり透明になれば経過観察でも大丈夫でしょうか。ガンの可能性は低いと考えていいでしょうか。」
⇒そのばあいには「授乳との関係」も考えていいでしょう。
「3・乳管内乳頭腫を一番疑っていますが、造影剤検査が失敗したので、今後どういう検査を行うのが正しいのでしょうか。」
⇒分泌は「経過を見ましょう」
そして「他の乳管からは分泌が出なくなって」も、「その乳管だけは分泌継続」するのであれば、(もう少し、上手なところで)「乳管造影」してもらってください。
「4・再度造影検査を行う場合、医師に質問や確認をしたいと思います。正しい造影剤検査のやり方を教えて下さい。」
⇒了解しました。
まず重要なのは「照明」です。
次に「乳頭表面を酒醒綿で拭いて」絞ります。
その(分泌液の出ている)乳管開口部を確認し、「涙管ブジー(細いもの0)」を挿入し、徐々に「太いブジー(5位まで)」入れ替えることにより『乳管が拡がります』
そうして、最後に「(造影剤が0.4cc位入った)1ccの注射器に接続した金属製の管」に入れ替えて、造影剤を入れる(せいぜい、0.2cc位)のです。
その後は、そのまま「マンモグラフィー撮影」です。
○この操作は私がこの病院に来るまで誰も(外来看護師も、手術場の看護師も)見た事さえ無かったものです。(本当に失われた技術となっています)
「先生が他の方への返信内に書かれていた、乳管造影するための器具を見たことさえ無い医師が多い、という言葉が気になりました。」
⇒これは事実です。
「涙管ブジー」も「注射器につなぐL字型の金属管」も(助手の先生たちも、手術場の看護師も)「誰も見た事がありません」でした。
「ただの注射器ではないのですよね。」
⇒注射器は「1ccの普通の注射器」です。
ただし、接続する「L字型の金属管」が特殊なのです。
「病院はソウルの5大学病院の中でも最大の病院です。」「今までの診察検査は大きな大学病院だし、と安心感もあった」
⇒大学病院の若い医師ほど、「そのような診療には程遠い」ことに気付く筈です。
(その「指導医たる医師」も同様です)
質問者様から 【質問2】
田澤先生、先日はお忙しい中お返事を頂きましてありがとうございました。
乳管造影検査に失敗してから落ち込んでいましたが、気持ちが楽になりました。
正しい乳管造影検査のやり方を理解すると共に、やはり私が受けた検査は失敗して当然だったのだと思いました。
座った状態で、胸に裸電球を当てられ(熱かったです)、針先がL字型に曲がった注射器で造影剤を注入されました。
主治医ではなく、若い女医さんでしたので経験も浅かったと思います。
再度造影検査を受けることは見合わせようと思います。
田澤先生から、母乳が出る間は分泌は経過をみましょうと言って頂き、本当に気持ちが楽になりました。
血性分泌を確認してから3ヶ月も経つのに何の診断も出ない事に焦りがありましたが、
少なくとも春休みの一時帰国までは考え過ぎないようにしたいと思います。
※ 1・先月までは気になって毎日搾っては分泌の確認をしていて、ついに血の色になってしまったのですが、
それ以来怖くて搾るのは2週間に一度くらいにしていたところ、分泌物の色が薄く変化してきました。
これからも分泌の確認の間隔はこのくらいでいいでしょうか?
搾ることにより、その刺激で母乳も生産が終わらないから、搾らない方がいいのでしょうか?
血性分泌が勝手に出ない限り放置した方がいいでしょうか?
以前看護師さんに、乳管が傷ついたせいで出血してる可能性もあるから搾らない方がいいと言われましたが、それが原因だとするとこんなに長期間継続するかという疑問もあります。
※2・大きさや形に変化がないかを経過観察中の5ミリのしこりは、小さくなったり消えてしまう可能性もあると言われました。
これは見た目で明らかに悪性ではないと考えてよいでしょうか?
エコーでは楕円形で、マンモでは丸く(真っ白ではない)写っていました。
また、大きくなるなど悪い変化があった場合に精密検査をとの話でしたが、田澤先生も、今の時点で細胞診や組織診は必要ないと思われますか?
私はしこりであれば細胞診をするものと思っていたので、経過観察でいいのか疑問です。
エコー検査は主治医は画像結果を見るだけで自分ではされないので、その点が不安です。
外国ですので、日本人に対応できる通訳やコーディネーターが常勤している病院が限られていて、且つ大学病院でも特に規模が大きい病院じゃないと難しいため、不本意な面もありますが、現在の病院にお願いしています。
半年後には完全帰国となるので、春休みに日本で診察と検査を受けて、要治療となれば夏に完全帰国してから受けようと考えています。
もし乳管の中にガンが潜んでいたり、5ミリのしこりがガンであったとしても、早期発見には間に合うスケジュールでしょうか。
(駐在員向けの保険のカバーが同じ病気に対して半年で切れてしまうので、春からはこちらの国での診察検査、治療も難しくなるのです)
また長々とすみません。
話が前後して分かりづらいと思いますが、よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
それにしても「座位の状態」で「乳管造影する」のには驚きました。
確かに「最も難しい」手技の部類であることは間違いありません(だから、継承されなくなってしまったのでしょう。日本の町工場の職人技術のように…)
「※ 1・先月までは気になって毎日搾っては分泌の確認をしていて、ついに血の色になってしまったのですが、それ以来怖くて搾るのは2週間に一度くらいにしていたところ、分泌物の色が薄く変化してきました。これからも分泌の確認の間隔はこのくらいでいいでしょうか?」
⇒その位が適切です。
「月に1回でも十分」だとは思います。
「搾ることにより、その刺激で母乳も生産が終わらないから、搾らない方がいいのでしょうか?」
⇒「血性分泌の原因が何か?」と言う事です。
もしも「乳管内病変ではない」原因だとすれば「安静が第一」となります。(切り傷のカサ蓋を我慢できずに剥がす様なものです)
「血性分泌が勝手に出ない限り放置した方がいいでしょうか?」
⇒そうではありません。
「血性分泌」が「早期乳癌の発見契機」となる可能性はあります。
ただ、「毎日」だと(外傷との区別が)つかないのです。
「以前看護師さんに、乳管が傷ついたせいで出血してる可能性もあるから搾らない方がいいと言われました」
⇒その通りです。
そう言う可能性もあるので「毎日」よりも(様子見で)「1カ月程度に1回」程度がいいのです。
「それが原因だとするとこんなに長期間継続するかという疑問もあります。」
⇒ここには「授乳中もしくは(断乳後だとしても)母乳が流れている状態」ということも関係しています。(完全な安静を保つ事ができないのです)
「※2・大きさや形に変化がないかを経過観察中の5ミリのしこりは、小さくなったり消えてしまう可能性もあると言われました。これは見た目で明らかに悪性ではないと考えてよいでしょうか?エコーでは楕円形で、マンモでは丸く(真っ白ではない)写っていました。」
⇒「良性(特に嚢胞)を考えている」ようなコメントだと思います。
「悪性を考えてはいない」コメントです。
「田澤先生も、今の時点で細胞診や組織診は必要ないと思われますか?私はしこりであれば細胞診をするものと思っていたので、経過観察でいいのか疑問です。」
⇒エコー所見だけで「扁平な楕円で境界明瞭」などの「良性所見」であれば必要無いと思います。
担当医が「何を想定」して経過観察しているかです。
●「良性と確信できない」のであれば「細胞診や組織診すべき」でしょう。
ただし、「小さくなったり消えてしまう可能性もある」とコメントしている位だから「ほぼ良性所見と考えている」とは思います。
「もし乳管の中にガンが潜んでいたり、5ミリのしこりがガンであったとしても、早期発見には間に合うスケジュールでしょうか。」
⇒それは問題ありません。
質問者様から 【質問3】
以前より、左乳頭からの単孔性の血性分泌で相談させて頂いています。
いつもありがとうございます。
あれから、出来るだけ触らず様子を見ていましたが、勝手に出てきたりすることなく過ごしていました。
しこりも感じません。
でも、時折思い出しては、2~3週間ごとに搾って分泌を確認していたところ、まだ黄色や茶色い分泌物が出ていました。
当初は春休みに田澤先生の病院に行きたいと考えていましたが、子供の面倒を頼む当てがなくなり、又母乳も出ていた為様子を見ようと思っていました。
一時帰国していたある日、搾ってみたところ久々に血の色の分泌液が出たので心配になり、
がんセンターの乳腺外科部長を務めた経歴のある医師が開設した個人クリニックを受診して、海外在住であり半年前から経過観察である事を話しました。
ソウルとは比べ物にならないほど、丁寧にあらゆる角度から検査してもらい、一部怪しい箇所があるからと、翌日にはバコラ生検を受けました。
ただし、その箇所は血性分泌の原因かは分からないとの事でした。
その結果をソウルに戻ってから電話で聞きましたが、残念ながら癌でした。
電話で分かった事は、
生検した部分は非浸潤性乳管がんであること。
(受診時には他に心配な部分はないと言われた)
拡がりの範囲が分からないので、取り残しがないよう全摘すること。
病理検査後、非浸潤性乳管がんが確定すれば追加治療がないこと。
手術前に全身の検査があること。
実家も近いですし、下の子を連れて帰るとしたら、面倒を見てもらえるので安心です。
見逃されていた癌を見つけてもらえて感謝の気持ちもあり、手術をお任せしようかと入院期間を聞いたところ、
基本的に2週間と言われて、驚いてしまい、家族と話し合ってから連絡する事にしました。
ネットではドレーンありでも1週間前後との記述が多かった為、特に入院期間を確かめずにいた事を後悔しました。
なぜ2週間かというと、やはりドレーンのせいだそうです。
1週間で退院も出来るけど、結局は胸に液が溜まり、外来で抜かなければならないから、と。
私が日本で暮らしていれば、家族の近くが一番だと思い、入院期間はさほど気にならないかもしれませんが、
上の子をソウルに置いて行くこと、夫が仕事を長い時間セーブしなければいけないことを考えると、入院期間は短い方がいいし、精神的肉体的に負担が少ない治療法(ドレーン無し)が一番だと思い、田澤先生にお願いしたい気持ちが強くなりました。
そこで質問です。
局所再発のリスクをなくすために、全摘が良いでしょうか?
(全摘に迷いはなく、再建の希望もありませんが、術後の生活にどのくらい支障が出るのか不安があります。)
退院後、どのくらい様子を見れば、飛行機に乗れますか?
退院後、数日はホテルなどで安静にした方がいいか、それとも念の為に少し入院期間を延ばす事は可能ですか?
生検の結果が愛知県の病院にあるのですが、やはり田澤先生の診察を受ける前に書類は必要ですか?
せっかくなので非浸潤の内に手術をしたいのですが、最短でいつ頃になりますか?
以上、よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「一時帰国していたある日、搾ってみたところ久々に血の色の分泌液が出たので心配になり、」
⇒「血性分泌で受診」したのに、その「元癌センターの乳腺外科部長」は「乳管造影をしなかった」のですか?
困ったものです。
「血性分泌を主訴として受診」なのに、もしも「超音波で異常所見が無ければ」そのまま経過観察だったのでしょうか?
つい愚痴が出てしまいました。
「拡がりの範囲が分からないので、取り残しがないよう全摘すること。」
⇒この「拡がりの範囲」を調べる「手掛かり」こそが「乳管造影」であることに「気が付いていない??」
「局所再発のリスクをなくすために、全摘が良いでしょうか?」
⇒究極的に「局所再発のリスク」だけを考えれば「全摘に勝るものはなし」となります。
ただ、「乳房を残したいという希望」が有る場合には「乳管造影やエコー所見、MRIなどで局所再発を最小限にするように努力」しながら「乳房温存を検討することになる」のです。
「全摘に迷いはなく、再建の希望もありませんが、術後の生活にどのくらい支障が出るのか不安」
⇒「全的に迷いが無い」のであれば、「全摘以上に優れた治療はなし」となります。
(治療のみを優先すれば、そうなります)
○術後の生活に不便は一切ありません。
乳腺が全部無くなることでの「機能障害」などは当然ありませんし、「傷がやや長くなる」ことくらいで「腕の動きなどにも(温存と)変わるところはありません」があります。
「退院後、どのくらい様子を見れば、飛行機に乗れますか?」
⇒退院当日でも、何ら問題無だと思います。
「退院後、数日はホテルなどで安静にした方がいいか」
⇒全くその必要はありません。
術式は「乳房切除+センチネルリンパ節生検」となると思いますが…
手術当日は安静にしてもらっていますが(腕は当日からフルに動かしてもらっています)
手術翌日からは「一切の制限」もありません。
そして手術翌々日には退院となります。
「それとも念の為に少し入院期間を延ばす事は可能ですか?」
⇒遠方からの方で、そのようにした方もいらっしゃいましたが…
私は、それ以上の入院安静の必要性は感じません。
全く不必要です。
「生検の結果が愛知県の病院にあるのですが、やはり田澤先生の診察を受ける前に書類は必要ですか?」
⇒紹介状は無くてもいいですが…
最低限、「病理レポート」は必要です。
「せっかくなので非浸潤の内に手術をしたいのですが、最短でいつ頃になりますか?」
⇒これに関しては
秘書へご連絡ください。