乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:4591]
性別:女性
年齢:45歳
初めて質問させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
胸に痛みを感じ乳腺外科を受診しました。
その日は痛みが酷くマンモを断念し、エコーだけをしてもらったのですが、その場で生検針を行い、結果、浸潤性乳管癌と診断されました。
その後のCT検査で肺転移が見つかり、先日PETを受け、結果はまだ出ておりませんが、明日、脳のMRIを予定されております。
初診に訪れた際の医者の言葉からは、深刻ではなさそうだったのに、
後から後から悪い診断が下り、検査も後手後手に回っているように思い、心配でなりません。
通常の検査手順でしょうか?
腫瘍は30mm,リンパ節と肺に転移あり。
私の知る病状はこれだけです。
ステージ等も明確な返答は答えて頂けません。
田澤先生でしたらどう判断されますか?
転移があるとやはり深刻な状態なのでしょうか?
お忙しい中、申し訳ありませんが、回答よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「ステージ等も明確な返答は答えて頂けません。」
⇒本当に肺転移であるなら…
 ステージは4となります。
「田澤先生でしたらどう判断されますか?転移があるとやはり深刻な状態なのでしょうか?」
⇒本当に肺転移なのか?どの程度なのか?不明なのではっきりしたコメントはできませんが…
 重要なのは、きちんと「ビジョンを示してもらう事」です。
 よくあるのは「この治療しかないから、とりあえずこの治療しましょう」というものです。(私が最も嫌うコメントです)
○例え遠隔転移が有ったとしても
目標を定める 化学療法先行で、遠隔転移がコントロールされたら手術を行う(第1目標)⇒(目標どおり手術できたら)次には可能な限り維持する(第2目標) のようにビジョンを示してもらいましょう(PETで全体像がはっきりしたら)
 
 

 

質問者様から 【質問2】

管理番号:4591
先日は、明確な回答ありがとうございました。
検査結果が出まして、骨(胸椎)と肺(両肺)に転移あり、脳転移はありませんでした。
ステージIV
ER+
PgR+
HER2:1+(陰性)
Ki67:24.6%
今後の方針
1、TAM(閉経前)+リュープリン(LH-RHアゴニスト)
2、骨転移に対してランクル製剤+デノタスチュアブル
:4週ごとにランクル製剤注射3ヶ月ごとのCTで原病巣を効果判断する。
と、書いてあります。
色々説明うけたので
すが、急過ぎて頭に入っておりません。
担当医からは、手術は考えて居ないとする必要がないと言われ、患者がどうしてもと言うなら手術しますが?って感じでした。
私は原病巣をずっと抱えてるのが、怖いので手術で取り除いてほしいと考えております。
やはり手術は無意味でしょうか?
投薬治療は上記に書いた投薬で、心配ないのでしょうか?
(今はタモキシフェン錠20mgを朝一回、服用しています。)
完治は無理でも、それを目標に治療に取り組みたいと思っています!
先生のご意見頂ければと思い、何度も質問ですみませんが、回答よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「やはり手術は無意味でしょうか?」
⇒無意味ではありません。
 全体の位置づけとしては「あくまでも肺や骨の安定を得ること」が先決(つまり全身療法が先行)であり、その次となります。
 前回の回答通り
 『目標を定める 化学療法先行で、遠隔転移がコントロールされたら手術を行う(第1目標)⇒(目標どおり手術できたら)次には可能な限り維持する(第2目標)のようにビジョンを示してもらいましょう』
 
「投薬治療は上記に書いた投薬で、心配ないのでしょうか?」
⇒明らかに、現在提示されている治療は「消極的治療」と言えます。
 担当医からは「できるだけ引き延ばす」という意識しか感じられません。
もしも質問者が「完治は無理でも、それを目標に治療に取り組みたいと思っています!」というのであれば、それを実現する唯一の手段は
『化学療法⇒(遠隔転移を根治に持っていくのは無理でも)「病巣の縮小(可能なら画像上消失)」を得た上で、「手術」』となります。
○私は画像を見ていない(肺転移、骨転移の状況が不明)ので、「手術まで到達する可能性」については言及できませんが…
 「目指す」のであれば、上記しかありません。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

何度も丁寧な回答を頂きありがとうございます。
先日、田澤先生から私の望む回答を頂いたので、私なりの意見と疑問を担当医述べて来たのですが、『私の乳ガンはホルモン剤がよく効く性質の乳ガンだから、ホルモン剤治療先行で行く。
ホルモン剤が効かなくなった時は、抗がん剤や、放射線も試みますが、オペは考えてない。』と言われ、丁寧に説明して頂いたのですが、『どうしても治療方針に疑問があるなら転院されますか?』と言われました。
もうホルモン剤内服薬治療は始まってます。
先日リュープリン注射22.5mg打ちました。
来週は骨の注射と内服薬が処方される予定です。
※治療が始まってる状態で転院なんて出来るのでしょうか?
担当医を信用してない訳じゃなく、肺や骨に転院があって深刻な状態なのに、手術しない、抗がん剤、放射線もしないって、もっと進行して、他にも転移が広がるんじゃないかと心配でなりません。
※担当医はガイドラインに沿った治療手順だと言っておられましたが、そうなんでしょうか?
治療始まってるのに安心出来ず不安だらけで、不躾な質問でしたらすみません。
回答よろしくお願いいたします
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
前回と内容は同じですね。
担当医はガイドラインに齧りついて「Hortobagyiのアルゴリズム」を順守していると
いうことでしょう。
その意味では「誤り」と言っているのではありません。
ただし、本来最も重要なのは「患者さんの意思」なのです。
治療の選択肢は多く、其のアルゴリズムに固執する必要はありません。
○ただ、沢山ある選択肢から「患者さんの希望に沿った」治療を選択するのがプロなのです。
再三、コメントしているように「画像所見を見ていないので、手術までもっていける可能性がどの程度あるのか?」全く不明なままのコメントであることに注意ください。
♯ただ、(可能性はどうあれ)「化学療法も選択肢の一つ」であることに疑問はありません。
★Hortobagyiのアルゴリズムとは、簡単に言えば、「ホルモン療法」⇒効かなくなっ
たら「ホルモン療法の変更」⇒(いよいよ「ホルモン療法が効きずらくなってきた」り、「生命を脅かす状況」となった際に)「初めて、化学療法を検討する」というものです。
 副作用重視で「なるべき、長く引っ張る」という考え方です。
 もちろん、患者さん自身がこれを希望するのであれば、「何も問題なし」と言えます。
 ただ、(再三いうように)「他にも選択肢はある」のです。





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