[管理番号:4249]
性別:女性
年齢:48歳
はじめまして、田澤先生。
私は、○○市在住の者です。
12月中旬に乳頭のすぐ上に乳輪から横長のしこりに気付き、市内の乳腺外来にて、マンモ、エコー、針生検をしました。
1月(上旬)日に結果が出ました。
浸潤性乳管癌、18㎜、間質への浸潤見られる。
脂肪組織への浸潤は認められず。
核異けいスコア1核
分裂スコア1グレード1、
ki67 30%。
細胞質が広く、核異形の比較的軽度の腫瘍細胞が線管形成ないし、小胞巣を形成して増殖生しています。
と記載して有りますが、どのような事でしょうか?
ER90%以上、PR60~
70%、HER2+1です。
医師は、早期の方です。
ポピュラーな癌です。
ステージ2リンパには浸潤していないと思う。
でもki30だからねー。
を連呼していました。
これが、不安になります。
私は、
悲観的な状態でしょうか?根治は狙えますか?
乳頭のすぐ近くなので温存は無理でしょうか?
抗がん剤は必須でしょうか?
(下旬)日に東北○斉病院に予約を取って頂き、受診する予定です。
治療方針に納得したなら、セカンドオピニオンは受けなくても良いでしょうか?
それとも他の先生の意見も聞くべきでしょうか?
読みづらい文章ですみません。
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「どのような事でしょうか?」
⇒普通の乳癌です。(しかも比較的おとなしい)
「でもki30だからねー。を連呼」
⇒luminal type(ホルモン療法が効くタイプ)をA(ホルモン療法単独)とB(ホルモン療法+抗ガン剤)に分けますが、(Ki67=30だと)「抗ガン剤の適応となる=せっかく早期なのに(抗癌剤をしなくてはならない事が)可哀想そう」という担当医の感想のようです。
「悲観的な状態でしょうか?根治は狙えますか?」
⇒本気で言っているのですか??
早期なのですよ。
「乳頭のすぐ近くなので温存は無理でしょうか?」
⇒実際に画像所見を見ないと判断はできませんが…
(乳頭に)直接浸潤でもしていない限り、通常は可能です。
「抗がん剤は必須でしょうか?」
⇒手術標本で「病変全体のKi67を測定するべきです。
それでも納得できない際にはOncotypeDXすべきです。
「治療方針に納得したなら、セカンドオピニオンは受けなくても良いでしょうか?」
「それとも他の先生の意見も聞くべきでしょうか?」
⇒納得したら不要です。
質問者様から 【質問2 】
一年検診について
性別:女性
年齢:49歳
昨年1度質問させて頂いた者です。
(4249)昨年東北○済病院にて、右全摘出、センチネル二個中一つ陽性リンパレベル1かくせい (微小転移とのこと)腫瘍径25㎜ルミナールb?(ki26)
グレーゾーン。
主治医が強く奨めないとのことと、私も出来れば抗がん剤を受けたくなかったので、オンコタイプをせずホルモン療法単独を選択しました。
タモフェキシン、リュープリンです。
今月一年検診が有るのですが、前回主治医に、次回は腹部エコーとかやります。
と言われました。
激混みの中 一年検診ですか?「はい」との会話が精一杯で帰って来てしまいました。
①腹部エコーは必要ですか?②予約票には腹部エコー フリー、朝食抜きと書いて有ります。
他にどのような検査が考えられますか?③3ヶ月に1度主治医のエコー、血液検査を受けて来ました。
特に問題も指摘されたことは有りません。
マンモだけかと思っていたので、不安です。
主治医は遠隔転移を疑っているのでしょうか?
お忙しい中よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「①腹部エコーは必要ですか?」
⇒必要とは思いませんが…
被爆しないからCTよりは「良心的」と言えそうです。
「②予約票には腹部エコー フリー、朝食抜きと書いて有ります。他にどのような検査が考えられますか?」
⇒?
腹部エコーの注意点が記載されているだけですよ。
「マンモだけかと思っていたので、不安です。」
「主治医は遠隔転移を疑っているのでしょうか?」
⇒何故??
単純に「主治医にとっての(1年目の検査の)ルーティン」ということでしょう。
(五郎○ばりの)
質問者様から 【質問3 】
不安に思うこと
性別:女性
年齢:50歳
病名:充実腺管癌
症状:浸潤径25㎜センチネルに微小転移レベル1かくせい17年2月手術現在ホルモン療法
リュープリンとタモフェキシン 3カ月一度の主治医のエコーで経過観察中です
田澤先生いつも有り難うございます。
また
質問をお願いします。
①ホルモン療法単独をしています(リュープリン、タモキシフェン)私は17年2月に手術したのですが、
それ以来一度も生理が来ていません。
薬剤の切り替えを主治医に聞いたところ、調べようが無いので53才くらいまでこの薬剤です。
との回答でした。
ホルモン単独の私は主治医の言う通り調べようが無いのでしょうか?②術前検査の時CEAが9でした。
PETもしましたが遠隔転移はありませんでした。
術後の血液検査で4に下がっていました。
現在は1~2の範囲内です。
病理の結果が出て、術後の治療を話し合う時、ki67か26という事と、主治医が科学療法を強くすすめなかった事と、私が出来ればやりたくなかった事で、ホルモン療法単独に決めました。
その時CEAの件を聞いたら「4に下がってました。それを考えると血液で全身にがん細胞がまわっているかもね。」とぽそっとおっしゃいました。
今更ですが、ずっとこの言葉が気になって不安です。
このCEAの動きは術前に既に身体に回っているのでしょうか?
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「ホルモン単独の私は主治医の言う通り調べようが無いのでしょうか?」
⇒リュープリンやっているのだから、その通り(ホルモン値を測ることは無意味)です。
「CEAの動きは術前に既に身体に回っているのでしょうか?」
⇒ナンセンス
忘れましょう。
質問者様から 【質問4 】
不安に思うこと
性別:女性
年齢:51
病名:充実腺管癌
症状:
投稿日:2020年1月29日
田澤先生こんにちは。
いつも感謝でいっぱいです。
今回も宜しくお願いします。
私は東○公○病院で3年前手術をし、現在3ヶ月に1度の主治医のエコー、採血、リュープリンをしています。
①前回の受診の時主治医に「3月に3年になるから全身検索として全身CTをします」と言われました。
「被爆が嫌なので受けたくない」と断りましたが「CTで被爆してたらそこら中の人が大変な事になってるよ」と言われ、二度断りましたが押しきられ、オーダーを入れられました。
悩みましたが連絡をして断ろうと思います。
私は間違っていないですか?②もともと腰痛持ちでしたが最近首がポキポキ鳴って痛かったり、連動して腰もポキポキ鳴って痛かったので、かかりつけの整形外科で首と腰のレントゲンを撮ってもらいました。
何を心配しているのか事情もご存知の整形外科の先生は「骨に転移の所見は無いよ」「頸椎の三番目のクッション成分が少し減っていてるから動いた時神経に触るんだね」
との診断でした。
安静時は痛くないのですが、幾つかの動きの時痛みが有ります。
保存的治療として、家事をする時首と腰のコルセットをして、1日数回ストレッチをしています。
かなり症状が良くなりました。
もしかして?と不安でしたが、整形外科での診断で原因が判明したので、この心配は解決したと思っています。
この考えで良いのですよね?③最近本当にあちこちポキポキしたりギシギシします。
3年間のホルモン療法でエストロゲンが急に減ったからでしょうか?
最後に誤解をされたら嫌なので書きますが、東○公○病院は、先生の仰る通り、主治医が手術から経過観察まで責任を持って診て下さるので、その理念と医師の患者への姿勢は東北では一番だと思います。
まとまりの無い文章で申し訳有りません。
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
「悩みましたが連絡をして断ろうと思います。
私は間違っていないですか?」
→定期検査としてCTが推奨されているわけでは「勿論」無いので、断る権利は当然あります。
「整形外科での診断で原因が判明したので、この心配は解決したと思っています。
この考えで良いのですよね?」
→その通りです。
「③最近本当にあちこちポキポキしたりギシギシします。
3年間のホルモン療法でエストロゲンが急に減ったからでしょうか?」
→「更年期であること」と「副作用」の両方でしょう。
「東○公○病院は、先生の仰る通り、主治医が手術から経過観察まで責任を持って診て下さるので、その理念と医師の患者への姿勢は東北では一番だと思います。」
→私も誇りに思います。
その伝統が若い世代に引き継がれていけばいいですね。
質問者様から 【質問5 】
乳がんと診断され怖くてパニックです
性別:女性
年齢:52歳
病名:右充実性乳管がん
症状:術後4年半、定期検診のエコーで術側に丸い黒い物が出た。
3ヶ月前は無かったので、細胞診を行った。
結果待ち
投稿日:2021年9月14日
田澤先生いつもありがとうございます。
仙台はもう秋の気配ですよ。
早速ですがよろしくお願い致します。
私は術後4年6ヶ月になります。
先日3ヶ月に1回の定期検診がありました。
その時、エコー中術川の創部真ん中から約2~3センチ下の部分に黒い丸い物が見えました。
(しこりは手では判りません)私はエコーの時、怖くて目をつぶっているのですが、主治医に「ちょっと見て3ヶ月前に無かったのに、こういうの見えるからちょっと細胞取るね」と言い細胞診をしました。
主治医が、良性に見えるけど前回無かったのに急に出てきたから、念の為との事でした。
私はビックリしてパニックになっていたら、主治医は「やはり引いた時、内容物も黄色の液体だったし100%大丈夫だから!心配しないで!念の為だから」と言われました。
家に戻りよく考えたら、私は主治医手術で全摘をしました。
乳腺は無いはずですよね?そこに何か出る事は有りますか?取り残しの局所再発?取り残しの乳腺?に嚢胞が出るとか?4年半3ヶ月に1回の主治医自らのエコーをしてもらってきました。
いつもクールな主治医の慌てぶりと、100%大
丈夫だから!と言われた状況がチグハグで余計怖いのです。
結果は木曜日に聞きに行く予定です。
結果を聞く前に質問すべきではないと思いましたが、メンタル的に耐えられなくて、質問してしまいました。
これを読んで田澤先生は、どの様に感じますか?すみません。
動揺してて文章がまとまりません。
よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答5】
こんにちは田澤です。
「主治医は「やはり引いた時、内容物も黄色の液体だったし100%大丈夫だから!心配しないで!念の為だから」と言われました。
⇒この言葉通りだと思います。
皮下脂肪が融解して「小さな堪り」となっていたのでしょう。(全摘後の創部近辺に、時々みかけます)
ご安心を