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乳癌への不安

[管理番号:6913]
性別:女性
年齢:37歳
病名:
症状:

お世話になります。

私は乳癌が怖くてたまらなく、頻繁に検査に行ってしまっています。

現在、もうすぐ二歳になる第三子に授乳中です。

8/(下旬)マンモ、エコー 問題なし〔乳腺外科にて〕
9/(中旬) エコー問題なし 〔婦人科の乳腺エコーにて〕
9/(下旬) エコー問題なし 〔乳腺外科にて〕
10/(中旬) エコー問題なし 〔婦人科の乳腺エコーにて〕以上が今までの経緯です。
お叱りを受けるかもしれませんが・・。

自己検診をすると、不安になります。

今も自己検診をしてしまい、左胸の下辺りを押すとしこりがある気がして不安です。

また検査をしに行った方が良いでしょうか。

もう何も触らず半年後にエコーをする方が良いですか?〔先生がよく自己検診せずに半年後にエコーとおっしゃっているので〕
どうしても心配なのですが、上記のように頻繁に検査することは無意味ですか?
乳癌から命を守る為にはどうしたら良いですか

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「自己検診」は(自分の)正常な状態を学ぶためにあるものであり、それができずに「無駄に不安の種」となるようでは、自己検診は「百害あって一利なし」となります。

「上記のように頻繁に検査することは無意味ですか?」
⇒その通り。
 冒頭のコメントのように、(自己検診で)「自分の正常な状態を把握することができない」場合には、かえって「無駄に心配するだけ」なので、(ここは割り切って)
「半年に1回のエコーのみ」とした方がいいようです。

「乳癌から命を守る為にはどうしたら良いですか」
⇒「半年に1回のエコー」であれば早期発見間違いなしです。

 
 

 

質問者様から 【質問2 乳癌への不安】

性別:女性
年齢:37歳
病名:
症状:

お世話になります。

前回お伝えした検査頻度に加え、11/(上旬)にも婦人科で乳腺エコーをしました。
結局、何も異常はありませんでした。
私は自己検診をする度に不安になるのですが、今回また気になってしまい自己検診をしてしまいました。
やはり、左胸な圧を加えるように触るとかたいものを感じました。

骨のような気もするのですが・・。

また乳腺エコーをしに行った方がよろしいでしょうか?それとも、気にせずに半年後のエコーがよろしいでしょうか?
私はどうしたら良いですか?
それと、個人的に半年ではなく、3ヶ月、2ヶ月おきぐらいに検査をした方が、より早期発見出来るのでは?と思うのですがどうなのでしょうか。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「また乳腺エコーをしに行った方がよろしいでしょうか?それとも、気にせずに半年後のエコーがよろしいでしょうか?」
→半年後のエコーにしましょう。

「個人的に半年ではなく、3ヶ月、2ヶ月おきぐらいに検査をした方が、より早期発見出来るのでは?と思うのですがどうなのでしょうか。」
→全く無意味。

 「気になる所見がある場合」には3か月でエコーすることもありますが(私なら「3か月で経過を見る位なら、生検してしまう」けど、世間一般的では3か月経過観察も存在します)
 純粋な検診目的で「3か月は異常」です。

 ○何でもかんでも「やりすぎればいい」というものではありません。
   何の異常も無く、3か月後にエコーなど行っていると、「3か月前に異常ないのだから、どうせ異常があるはずない」という先入観でエコーされることも大いにありそうです。

 
 

 

質問者様から 【質問3 乳癌への不安】

性別:女性
年齢:37歳
病名:
症状:


*****
再質問をする場合は、原則として1週間程度あけてからお願いします。
*****

お返事ありがとうございます。

エコーから二、三ヶ月。
後にしこりなど感じた時はどうしたら良いですか。

また半年後のエコーでどれぐらいの早期発見できますか?
左胸が気になり11/(中旬)に乳腺専門家を受診し異常はありませんでしたが、今度は右胸がかたいものに触れている気がして不安になります。
乳癌ではないでしょうか。
このまま不安でも半年後エコーにして大丈夫なんでしょうか。
エコーで異常がなくても、1週間以内に不安になるなんて、ノイローゼなんじゃないかと思います。

正しい判断が自分で出来なくなってしまっています。

お忙しい中大変申し訳ありませんが、それぞれお答え頂きたく思います。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「エコーから二、三ヶ月。後にしこりなど感じた時はどうしたら良いですか。」
→乳腺外科へ行ってください。

 「半年に1回エコー」するかわりに、自己検診は月に1回だけにするのです。(毎日は止めましょう)
 その代わり、シコリを触れたら乳腺外科へ行ってください。(そのうちに、「これは大丈夫なんだ」と学習することでしょう)