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乳ガンの治療について

[管理番号:3613]
性別:女性
年齢:46歳
田澤先生はじめましてよろしくお願いします。
浸潤性乳管癌 大きさ1cmで、広がり1.8cm
リンパ節転移なし ホルモン陽性 HER2ゼロ
HI67 12パーセント
放射線科治療の説明を受けました。
乳房全体に25回と言われましたが、
帰宅後連絡があり標本を確認したら断片数ミリのところに癌があった為
乳房全体25回の他切除部分に5回追加しますと言われました。
不安を感じています。
断片陰性と言われますが再度手術をせずこの治療方法で大丈夫でしょうか?
放射線治療後ホルモン治療(タモキシフェンを服用)
を受けることになっています。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「断片陰性と言われますが再度手術をせずこの治療方法で大丈夫でしょうか?」
⇒どの程度の「断端近接」なのかが不明ですが…
 断端陰性であれば、「放射線照射」とするのが一般的だとは思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

管理番号3613で一度質問させていただいた者です。
回答ありがとうございました。
放射線科の先生から突然の電話であまり説明がなく私も動揺していたので詳しい説明がないままメールしてしまいすみませんでした。
後日電話で確認をしたところ断端外側0.2㎜の場所に非浸潤性のものが確認されたとの事でした。
私がそれは断端陽性ではないのですか?と聞いたところ医師は露出していないので陰性です。
露出をしていれば再手術をすすめますが露出していないので追加の放射線をします。
との事でした。
こちらの乳ガンプラザで質問されている方のを見ると断端5㎜
以内で確認された場合陽性としている病院があるようですが、私の行っている病院では陰性という認識だからなのかあまり説明をしてもらえずとても不安です。
あらためていくつか質問させて下さい。
●浸潤性乳管がんで手術をしましたが、断端0.2㎜部分は非浸潤性のものっていう事はありますか?
●ほぼ断端にありますが再手術せず、放射線追加だけで大丈夫ですか?
それが非浸潤性のものではなく浸潤性のものでも同じですか?田澤先生でしたらどう判断されますか?
●再発率は変わりますか?
●私の再発リスクはどのタイプですか?
たくさん質問をして申し訳ありませんがよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「●浸潤性乳管がんで手術をしましたが、断端0.2㎜部分は非浸潤性のものっていう事はありますか?」
⇒勿論です。
 「全てが浸潤癌だけ」というケースもありますが、大体は「周辺に非浸潤癌を伴う」ことが多いのです。
 イメージとしては「富士山のような山」です。
 頂上付近は浸潤癌だけど、裾野は低く(非浸潤癌)周辺に伸びています。(それを見越して、2cmマージンをつけるのです)
「●ほぼ断端にありますが再手術せず、放射線追加だけで大丈夫ですか?それが非浸潤性のものではなく浸潤性のものでも同じですか?田澤先生でしたらどう判断されますか?」
⇒病理で「非露出」であれば、実際には結構距離があることが多いので「追加切除無」でもいいとは思います。
 St. Gallen 2015では断端陰性とは「露出でないこと(数ミリ以内では無く)」という意見が大勢です。
「●再発率は変わりますか?」
⇒局所再発(温存乳房内再発)のことですね?
 断端陰性であれば(近接していても)あまり変わらないでしょう。
「●私の再発リスクはどのタイプですか?」
⇒どのタイプとは?
 ここでいう「再発リスク」とは(乳房内再発のことではなく)「遠隔転移再発リスク」と仮定します。(その2つは厳格に分けて考えてください)
 luminalA で pT1b, pN0だから「低リスクのタイプ」であることは間違いありません。

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