乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:4648]
性別:女性
年齢:49歳
左乳房にしこり。
免疫組織染色を行った結果、ER:100%Allred score
TS(8)=ps(5)+is(3)。
PGR
:100%、Allred score TS(8)=ps(5)+is(3)。
2月(下旬)日にしこりを見つけ(下旬)日に診察、針生検、マンモグラフィー、エコー、のち3月(中旬)日結果粘液癌と診断。
(中旬)日にMRI造影剤を使い、乳頭としこりに距離があるかを確認したいとの事。
ギリギリ温存の方向で手術をするとの事、術後、放射線治療、ノルバデックス服用、ノルバデックスは3月(中旬)日より服用していました。
(下旬)日に温存手術、センチネル陰性、4月(上旬)日に退院するが
乳頭が腫れ痛みがあり抗生剤の点滴3回、クラビット500、10日分、痛み止めは術後からやめられず4月(中旬)日まで服用中。
痛みも腫れも落ちついてきました。
抗生剤点滴4日目ぐらいから楽になってきました。
乳房部分切除組織の結果、組織学的には、粘液癌を認めます。
構造異型スコア2.核異型スコア2.核分裂スコア1で組織グレード1.核グレード1になります。
浸潤径は13ミリ、浸潤癌の切除断端は陰性ですが周囲にDCISが見られ(#8.#12.#13)、(#8)で頭側の側方断端にDCISが露出しています。
結果、温存のままで放射線25日間、露出している部分だけを
強めに放射線あてる事も可能なのでとの事で。
その方向でとの説明がありました。
お聞きしたいことは、手術をしてくれた先生は一部の露出、断端はマイナスなので温存で放射線、内服との事でしたが田澤先生も同じ意見でしょうか?
もう一度手術で全摘にした方がいいのでしょうか?
温存の状態で放射線、ノルバデックスの服用で再発のリスクは下げられるのでしょうか?
また、次の様な疑問点が何点かあります。
箇条書きですみません。。
13ミリの浸潤とはどこの層まで達しているのか?
予後は悪くないのか?癌がまだ乳頭近くに残っていると言う理解DCISとは非浸潤入管癌?手術をして頭側の側方断端にDCISが露出しているのは断端が陰性だからDCISが露出していても大丈夫という意味なのか。
核グレード1とは粘液癌に対しで浸潤癌に対してではないのか?
非浸潤癌からの局所再発が起こった場合、乳がん死のリスクが増えるのでしょうか?
昨日、診察がありまして、再度説明があり、やはり非浸潤入管癌で、一部の露出だから放射線と内服でいけるとのことでした。
再発すれば、全摘すればよいと。
温存術はチャレンジだったけど残しておいて良かったとのことでした。
放射線、内服で再発率は5%、再発しないが95%
放射線は、傷がきれいになってきてるから、おっぱいが放射線で崩れたらもったいないとのことで、二カ月後からの開始とゆわれました。
二ヶ月後で問題ないとゆうことなのでしょうか。?
文が乱れていますこと、お詫び申し上げます。。
何卒よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「13ミリの浸潤とはどこの層まで達しているのか?」
⇒これは通常「波及度」として記載されます。
 今回の、このメールには記載がありませんが…(おそらく、手術病理の原本にはある筈なので担当医に確認して診ましょう。もしもコピーを貰っているのであれば「波及度f」などと言う記載となるでしょう)
 (参考までに)
 1.乳腺内に留まっている場合:波及度g(gland 乳腺)
 2.(乳腺の周りの)脂肪層に達している場合:波及度f(fat 脂肪)
 3.(脂肪層を超えて、皮膚側へ浸潤し)皮膚まで達している場合:波及度s(skin 皮膚)
 4.(脂肪層を超えて、皮膚とは反対に奥方向の)筋肉まで達している場合:波及度p(pectoralis major muscle 大胸筋)
♯通常は「2.波及度f」が多く、(時々「1.波及度g」もあります)3(皮膚浸潤)や4(胸筋浸潤)は稀です。
「予後は悪くないのか?」
⇒明らかな早期乳癌(1期)です。
 予後良好です。
「癌がまだ乳頭近くに残っていると言う理解」
⇒それは大丈夫そうです。
「DCISとは非浸潤入管癌?」
⇒ductal carcinoma in situ(非浸潤性乳管癌)のことです。
「手術をして頭側の側方断端にDCISが露出しているのは断端が陰性だからDCISが露出していても大丈夫という意味なのか。」
⇒(浸潤癌としての)「断端は陰性」だから、「僅かなDCISなら、Boost照射で大丈夫そう」という意味のようです。
 ◎一度、担当医に確認してみましょう。
「核グレード1とは粘液癌に対しで浸潤癌に対してではないのか?」
⇒完全に勘違いされているようです。
 浸潤癌の組織型が「粘液癌」だったのです。(同じものを言っています)
「非浸潤癌からの局所再発が起こった場合、乳がん死のリスクが増えるのでしょうか?」
⇒「局所再発(乳房内再発)」は「乳がん死のリスク」とは無関係です。
 ★乳房温存術は「局所再発(乳房内再発)した場合には、(今度こそ)全摘すれば、最初から全摘した場合と予後は一緒」という大原則があるのです。
「再発すれば、全摘すればよいと。」
⇒上記★のことを言っています。
「二カ月後からの開始とゆわれました。」
⇒問題ありません。
 放射線は「術後、5カ月までに開始」すればいいのです。





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