[管理番号:4596]
性別:女性
年齢:20歳
私はニキビがひどい体質で、16歳の頃からかかりつけの皮膚科の先生に、抗生物質を処方していただいていました。
頻度としては年に合計3ヶ月程度(1ヶ月クールを3回)飲んでいました。
最近抗生物質のガンへの危険性についてのアメリカの研究をしり、とても怖くなりました。
乳がんの危険性が2倍以上になるから安易な使用は控えるべきといった内容でした。
風邪などで処方場合、数日程度の処方
だと思いますが、ニキビ治療では1ヶ月連続で飲むため、乱用と言われる量を飲んでしまっているのでは無いかととても心配です。
しかし、ニキビへの抗生物質の処方は国内で確立されていると思うので、私のように長く服用されている方はたくさんいると思います。
皆が乳がんへのリスクを負っているのでしょうか?
ネットで調べていたところ、乳腺外科の先生でも抗生物質をリスク要因に挙げている方がいて、やはり危険だと認識されている場合もあるのかと思いました。
先生は抗生物質の乳がんへのリスクについて何かご存知でしょうか?また、飲酒や肥満などのリスクであれば改善できますが、抗生物質は飲んでしまっているためどうしようもありません、、がん検診を定期的に受ける以外対策はないのでしょうか?
私はおばが乳がんになったので、胸が痛くなった時に乳がんを恐れ乳腺外科に検査に行ったことがありますが、その時の先生は、20代で乳がんなんてほんとめずらしいから、 そこまで心配しなくていいよとおっしゃり検診には否定的でした。
しかし、このようなリスクがある以上普通のかたよりガンになりやすいと思うので、毎年受けた方がいいか迷っています。
長文で申し訳有りません。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
この手の「○○は危険!」みたいな発表はいくらでもあります。
「抗生物質と乳癌」など、気にするのは止めましょう。
乳癌診療ガイドライン(疫学、診断編)を手に入れて、「そこに書いてあることだけ」信用するようにしましょう。
「み○もん○」がお昼の番組で、「奥さん、○○は目にいいらしいよ。」みたいなことと大差ありません。