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乳がんの可能性と田澤先生の受診希望について

[管理番号:5818]
性別:女性
年齢:44歳
田澤先生、こんばんは。
初めまして。
1.経緯
2010年度~2014年度
毎年、会社の検診でマンモグラフィと超音波を受診し、異常ありませんでした。
2015年度(2016年3月)
市の検診でマンモグラフィと触診を受診しました。
マンモグラフィで石灰化があるが、問題ないとのことで、今後も検診で石灰化があったと伝えて様子を見るように言われました。
2016年度(2016年6月)
会社の検診でマンモグラフィと超音波を受診しようとしたところ、前回のマンモグラフィから3カ月しか経っていないので、来年度に受診するように言われ、受診しませんでした。
2017年度
12月(上旬)日(〇)
会社の乳がん検診で、マンモグラフィと超音波を受診しました。
私も超音波の画像を見ていたところ、黒い影を見つけました。
結果は3週間後と言われました。
12月(上旬)日(〇)
3週間後の結果が待てずに、自身で再度検診を受診しました。
超音波の画像から左胸に1.5cmの腫瘍があり、癌の可能性は50%とのこと。
触診がなかったため、「触診しないのですか?」と尋ねたところ、「画像が全てなので触診不要」とのことでした。
マンモグラフィの写真をデータで取り寄せるよう指示がありました。
(上旬)日にMRI、(中旬)日にMR I結果説明とおそらく生検(ボールペン位の太さの針を使用)、年末に生検結果判明とのことでした。
(上旬)日にMRIを撮影しました。
マンモグラフィのデータは(中旬)日に手元に届きますので、(中旬)日に結果説明と生検になるのではないかと思います。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
どうも私には「組織診をする前にMRIを撮影する=MRIに頼った診断」であることに違和感があります。
 ☆有○の怪人がしきりに「MRI」を撮影したがっていましたが(今週のコラム109回目を参照のこと)、そのような「MRIを診断目的で使用する」姿勢には(私は)到底賛成できません。(早期発見の観点からは「MRI的免罪符(今週のコラム56回目を参照)」を与えるだけです)
今週のコラム 109回目 これは、「どちらが正しいのか?」という問題ではなく「どちらの診療を支持するのか?」患者さん自身に(その判断を)委ねます。
今週のコラム 56回目 超音波で異常所見があるのに、MRIで異常がないから大丈夫。など、とんでもない診療です。
メールの本文には記載がありませんが、題名の「乳がんの可能性と田澤先生の受診希望について」という内容に回答するなら…
⇒「乳がんの可能性」は「超音波の画像から左胸に1.5cmの腫瘍があり、癌の可能性は50%とのこと」しか手掛かりがありません。(素直に50%と受け止めましょう)
⇒もしも「受診希望」なら…
 江戸川は「初診予約なし(水曜日の予約外のみ)」だし、市川は「3カ月?待ち」である現状では、大変だと思います。(癌が50%疑われるのに3カ月待ってはいけません)
 
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