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遺伝性乳ガンとその他について

[管理番号:4965]
性別:女性
年齢:38歳
 
お世話になります。
遺伝性の乳がんと、現在の体調の事で考えていることがあり、
それについてご意見をお聞かせ願えればと思います。
 
乳がん経緯:
昨年、37歳の春に浸潤性乳管癌にて全摘術。
秋TC療法終了。
現在タモキシフェン使用9か月目。
更年期障害対策として漢方服用。
 
病理診断:
腫瘍径23mm ki-67 40%? グレード2 リンパ節転移なし ルミナールB
 
家族歴:
母35歳時乳がん発症(その他子宮体癌、消化器系の原発癌発症歴あり)
父65歳時前立腺がん発症 母方の祖母74歳時乳がん発症
 
婦人科経緯:
6年前に子宮筋腫の手術をして数年経過の後、再び生理過多になり
(この時は子宮筋腫も、その他婦人病もなし。原因不明)
乳がんが発覚するまで3年間ピルを飲む。
 
今年春ごろからまた子宮近辺の調子が悪くなり婦人科を受診したところ、
卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮癒着の診断。
自身の乳癌に関しては出来る治療をしていると前向きにとらえて生活しています。
しかし婦人科に関しては、受診してもあくまでも良性疾患なので「乳腺科は何と言ってる?」と言われ
(因みに乳腺科に症状を伝えると、「婦人科は何といってる?」と言われました(互いの病院は別です))
 
あまり積極的な行動をすることが出来ないため不安要素がたくさんあります。
特に、次の生理再開と、卵巣がんの心配をするようになりました。
そして自分で出来る対策として以下のように考えております。
 
*生理は再開していないがLH-RH-aを打ってもらう打診をする事。
・子宮筋腫の手術の前にGnRHを点鼻し生理を止め筋腫を小さくする治療をしたことから、
生理が止まるホルモン剤を使うと、嚢腫や筋腫などが小さくなるのではないかと素人考えをしています。
 
*遺伝性の検査を受けようと考えている事。
 
*万が一BRCAの異変がある場合、卵巣の予防切除を考えている事。
・母が子宮体癌で足のリンパ浮腫になり、QOLが低下したの目の当りにしている為
・生理が酷くLH-RH-aを打つ期間が終わった後の生理再開が怖い為
長文失礼いたしました。
 
ご回答いただければ幸いです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 
○遺伝性乳癌について私が一番注目するのは「母35歳時乳がん発症」という内容です。
 乳癌の若年化が著しい現在では(質問者も37歳で乳癌となっていますが)「30歳代はそれ程珍しくない=遺伝性を強くは考えない」状況ですが、
 (質問者の年齢から計算すると)お母さんは(最低でも20年以上前に)35歳で乳癌となっているわけであり、「その当時の30歳代と現在の30歳代」では全く意味が異なるわけです。
 
「*生理は再開していないがLH-RH-aを打ってもらう打診をする」「・生理が酷くLH-RH-aを打つ期間が終わった後の生理再開が怖い為」
⇒これは問題ありません。
 年齢からすると、月経再開の確率は高いと言えます。
 
「生理が止まるホルモン剤を使うと、嚢腫や筋腫などが小さくなるのではないかと素人考えをしています。」
⇒これも正解です。
 実際に効果が期待できます。
 
「*遺伝性の検査を受けようと考えている事。」
「*万が一BRCAの異変がある場合、卵巣の予防切除を考えている」

⇒これには賛成です。
 可能性はあります。

 
 


 

質問者様から 【結果2 遺伝性乳ガンとその他について「結果」】

性別:女性
年齢:39歳
病名:浸潤性乳管癌
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

お世話になります。

「結果」について
質問させていただいた直後に生理が再開し、
過多月経と酷い月経痛が襲い、
2017年8月からLH-RH-a6か月製剤を開始しました。

そのおかげか、腫れていた卵巣はむしろ通常より小さくなりました。

2018年3月にHBOCの検査を受け、BRCA2の病的異変の結果が出ました。
HBOC検査の担当医に卵巣の予防切除の相談をしましたが、卵巣がんの罹患率が高くなる年齢までまだあるから焦ることはないとの事でした。
ですので、婦人科に関しては半年に1度検査を受ける事になりました。
乳腺に関しては、年1回MRIの検査が追加されました。
BRCA2の結果が出たことで、同じ病院で乳腺科と婦人科を診てもらえる事になりました。

カルテを繋げることは私の希望でしたので、良かったです。

現在は、生理を止めたことで更年期障害が起こっていますが、
それ以外は乳がん治療前とほぼ変わらない生活を送っています。

質問させていただいたことで、前向きな行動をとることが出来ました。ありがとうございました。

<Q&A結果>

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

BRCA2の今後について
性別:女性
年齢:42
病名:MRI多結節状の早期濃染域が進出
症状:
投稿日:2020年11月16日

お世話になります。

4年半前に左乳ガンを全摘し、その後BRCA2と判明しました。

現在、経過観察とタモキシフェンで過ごしています。

先日年に一度のMRIを撮ったところ、右側乳房に、
「右側乳房AC領域に1cm大程度の多結節状の早期濃染域が進出している。
malignancyを除外できない。」と出ました。

4年半前からマンモグラフィで右側には石灰化が見えていましたが、今回はじめてMRIでそこに近い部分に反応がでました。

エコー、マンモグラフィでは、異常が見て取れない状況です。

週末マンモトーム生検を行います。

(MRI生検を勧められましたが、お金の都合上、マンモトームを希望しました。)

万が一ガンだった場合は、然るべき治療を行ってくのみだと思っていますが、
マンモトームの結果がグレーや白だった場合の今後の進むべき道を下記の4つで迷っています。

予防切除が一番安心のような気もしますが、左胸のシリコンが現在生活に不便で、なるべく切除をしたくありません。

1:外科生検を追加する。

2:予防切除をして再建する。

3:経過観察。

4:その他。

田澤先生ご意見をお聞かせいただきたく思います。

なにとぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「マンモトームの結果がグレーや白だった場合の今後の進むべき道を下記の4つで迷っています。」
⇒まずは「結果が出てから考えるべき事」ですね。



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